美容ブログ

2025年11月11日
唇の縦ジワの原因と改善方法プへ

「リップのノリが悪い、発色がくすむ」そんなお悩み、「唇の縦ジワ」が原因かもしれません。潤いと弾力を失った唇は、年齢以上に老けた印象を与えがち。

しかし、正しいケアをすれば、縦ジワは薄くなり、ふっくらと若々しい唇を取り戻すことができます。
今回は、唇の縦ジワができる原因と、その改善に役立つ方法を詳しく解説します。

唇の構造と特徴

唇は、皮膚と口腔粘膜の境界に位置する非常にデリケートな部位です。他のパーツの肌と比べ角質層がわずか数層と薄く、皮脂腺や汗腺が存在しないため、水分保持力が低く乾燥しやすい構造をしています。

また、薄い皮膚の下に毛細血管が密集しているため、血流が良いと健康的な赤みを帯びますが、血行不良や体調不良の際には青白く変化するなど、体調が反映されやすい部位でもあります。

唇は会話や食事、表情の動きなどで常に伸縮を繰り返し、摩擦や舐め癖といった刺激を受けやすいため、バリア機能が低下しやすいのが特徴です。

一方で、ターンオーバーの周期が短いため、適切な保湿やケアを行うことで比較的早く改善が見られる部位でもあります。

唇の縦ジワの原因

老化

年齢を重ねるにつれて、上唇と下唇の縦幅が徐々に狭くなり、唇全体が薄く見えるようになります。
一方で、唇の横幅はやや広がるため、全体としてハリやボリュームが失われ、若い頃に比べて平坦な印象になりがちです。

こうした唇の形の変化は、加齢によって口まわりの骨が縮むことや、筋肉の衰え、脂肪の減少などが主な原因です。

さらに、年齢とともに新陳代謝が低下すると、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンといった繊維成分の生成が遅くなります。
その結果、唇のハリが失われ、縦ジワが目立ちやすくなるのです。

乾燥

唇には皮脂腺も汗腺もなく、皮膚そのものが非常に薄いため、外的刺激の影響を受けやすく、他の部位の肌に比べて乾燥しやすいという特徴があります。

とくに、空気が乾燥する冬場や、エアコンの効いた室内では、水分が奪われやすく、唇の乾燥が一気に進んでしまいます。

また、無意識に唇を舐めてしまうと、一時的には潤ったように感じますが、唾液が蒸発する際に水分を奪うため、かえって乾燥を悪化させてしまいます。

紫外線

唇は紫外線から肌を守るメラニン色素が皮膚よりも少ないため、紫外線の影響をダイレクトに受けやすい部分です。

紫外線は、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるため、長時間ケアをせずに紫外線を浴び続けると、唇のハリが失われ、縦ジワが目立ちやすくなります。

さらに、紫外線ダメージが蓄積されることでメラニンが過剰に生成され、唇の黒ずみやくすみの原因になることもあります。

リップメイク

唇を美しく見せるためのリップ製品が、かえって乾燥や荒れ、炎症を引き起こすことがあります。
特にティントリップの中には、水分を奪って角質を厚くし、皮むけの原因となるものもあります。
また、赤の着色料や口紅に含まれるアルコール、防腐剤などの成分が合わず荒れてしまう場合は、唇に優しい成分を選ぶか、使用を控えることも大切です。

食事による刺激

辛いものや塩分の多い食べ物は唇に刺激を与え、バリア機能を低下させて乾燥や炎症を引き起こし、縦ジワの原因となることがあります。
また、パイナップルや生野菜など酵素を多く含む食材、酸味の強いレモンなども、刺激によって荒れやすくなることがあります。

加えて、ビタミンB群や鉄分の不足、水分摂取量の低下も唇の乾燥を悪化させる要因です。脂っこい食事が多いと血流が悪くなり、唇の血色が悪く見えることがあります。

唇の縦ジワの改善方法

習慣・クセの改善

唇の縦ジワを改善するためには、まず日常の習慣を見直すことが大切です。
次のようなクセや行動がある方は、知らず知らずのうちに唇を傷つけている可能性があります。

●乾いた唇をつい舐めてしまう

●めくれた皮を指で剥がしてしまう

●口呼吸をしている

また、硬めのリップクリームを強く押し当てて塗る、クレンジングの際に唇をゴシゴシこするといった行為も、唇のバリア機能を低下させ、縦ジワを悪化させる原因になります。

唇を舐めたり乾燥させたりしないよう、保湿アイテムを上手に活用しながら、やさしく保湿する習慣をつけましょう。

保湿

唇ケアの基本は、なんといっても保湿です。保湿力の高いアイテムを選ぶことで、乾燥や荒れを防げます。

最近では、体温でなじみやすい柔らかいテクスチャーのリップクリームや、衛生的に使えるチューブタイプの保湿アイテムなど、使い心地の良い商品も増えています。

一方、年齢によるハリ・ボリューム不足や縦ジワ、血色の低下が気になる方には、エイジングケア成分を配合した唇用美容液(リップセラム)がおすすめです。
美容液タイプは液状に近く、リップクリームよりも角質層になじみやすいのが特長です。
代表的な成分には、次のようなものがあります。

●レチノール / パルチミン酸レチノール

 (肌のターンオーバー促進、ハリを与える)

●コラーゲン / エラスチン (弾力サポート)

●ヒアルロン酸 (高い保湿力)

●コエンザイムQ10

 (抗酸化作用によるエイジングケア)

シロノJクリニックおすすめ

ラシャスリップス

ラシャスリップス(Luscious Lips)は、アメリカ発の医療機関専売リップ美容液として人気の高いトリートメントです。塗るだけで唇のボリュームアップが期待でき、保湿・ハリ・血色感を同時にケアできるのが特長です。

配合されたヒアルロン酸やコラーゲンブースター成分が内側から潤いを与え、ふっくらとした唇へ導きます。
さらに、抗酸化成分やビタミンC・Eがエイジングケアをサポートし、乾燥による縦ジワを防ぎます。

スクラブ

唇が乾燥して皮がめくれているときは、角質除去作用のある唇専用スクラブで優しくケアし、不要な角質を取り除きましょう。

ケア後は、保湿成分を配合したリップ美容液で潤いを与え、仕上げにリップクリームで水分を閉じ込めるのがポイントです。

唇用スクラブの多くは、シュガースクラブなど天然由来のやさしい成分で作られていますが、強くこすったり頻繁に使用したりすると、かえって荒れやすくなることもあります。
摩擦を与えすぎないよう注意しましょう。

紫外線対策

唇は皮脂腺が少ないため、顔のほかのパーツに比べて乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすい部位です。

唇の縦ジワを防ぐためには、肌と同じように紫外線対策を徹底することが大切です。

特に、「PA」値の高いリップクリームを選ぶことで、シワやたるみの原因となる紫外線A波(UVA)をしっかりカットできます。

美容医療

より早く、確実な効果を実感したい方には、美容医療による治療がおすすめです。

医師のもとで行う治療は、セルフケアでは届きにくい部分までしっかりとアプローチできます。

シロノJクリニックで今年もっとも人気のある「レッドタッチプロレーザー」 は、世界で初めて 675 nm の波長レーザー を搭載し、真皮内のコラーゲンに直接アプローチできることが特徴です。

唇ケア専用メニューも用意されており、唇のトーンアップや小じわ改善、ふっくらとした印象への変化が期待できます。

特に次のような方に適しています。

●唇の縦ジワ・ボリューム減少が気になる

●保湿では補いきれないハリの低下を感じる

●血色感を取り戻したい

●なるべく短時間で効果を出したい

〈詳しくはこちら

唇は、顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。
美しく健康的な唇を保つことは、表情を明るく見せ、自信や魅力を引き出してくれます。

セルフケアで効果を感じにくい場合は、加齢の影響も考慮し、美容医療によるアプローチを取り入れると、より確かな改善が期待できます。

シロノJクリニックでは、一人ひとりの唇の状態に合わせた最適な治療プランをご提案しています。
唇のシワやハリの低下にお悩みの方、ぜひお気軽にご相談ください。

《ご予約はこちら