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2026年5月1日
切らないたるみ治療の疑問を解決|ハイフ(HIFU)と高周波(RF)の違いと選び方

2026年5月1日_切らないたるみ治療の疑問を解決|ハイフ(HIFU)と高周波(RF)の違いと選び方

こんにちは。シロノJクリニック 院長の清家純子です。

「最近、フェイスラインがぼやけてきた」「鏡を見るたびに、頬の重みの下がりが気になる」……。
切らずにたるみを改善したいと考えたとき、真っ先に候補に上がるのが「ハイフ(HIFU)」と「高周波(RF)」です。当院でも非常に人気の高い治療ですが、カウンセリングでは「私の顔にはどちらが合っていますか?」「何が違うのかよく分からない」というご質問を毎日と言っていいほどいただきます。

どちらも「たるみに効く」と言われますが、実はそのメカニズムと、得意とする「層」は全く異なります。自分に合わない方を選んでしまうと、期待した効果が得られないだけでなく、場合によってはお顔がコケて見えてしまうなどのリスクもあります。

理想の仕上がりに近づくためには、まずはご自身のたるみの原因がどこにあるのかを知ることが大切です。この記事では、医療機関で使用する「ウルセラ(ハイフ)」や「サーマクール(高周波)」を例に挙げながら、それぞれの特徴と選び方のポイントを、専門医の視点から分かりやすくお話しします。

 

1. たるみの原因は「深さ」によって異なる

「顔がたるむ」という現象は、皮膚の表面だけで起きているわけではありません。
老化は、肌の表面(表皮・真皮)だけでなく、その下の「脂肪層」、さらに奥にある「SMAS筋膜(表在性筋膜)」、そして土台となる「骨」にまで及んでいます。

土台のゆるみ: 家でいう「基礎」にあたる筋膜が緩むと、顔全体が雪崩のように下がります。

皮膚のゆるみ: 皮膚のコラーゲンが減ると、風船がしぼむように肌のハリが失われ、小じわや毛穴の目立ち、もたついた質感に繋がります。

ハイフと高周波の最大の違いは、この「どの深さを狙って熱を与えるか」にあります。

 

2. ハイフ(HIFU):土台の筋膜から引き上げる「点」の治療

ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、虫眼鏡で太陽の光を一点に集めるように、超音波を特定の深さに凝縮させて高温の熱を発生させる技術です。当院で採用している「ウルセラ」は、その代表格です。

ハイフの最大の強みは、手術でしかアプローチできなかった「SMAS筋膜(4.5mmの深さ)」にまで熱を届けられることです。熱を受けた筋膜はギュッと縮み、その修復過程で新しいコラーゲンが生成されるため、土台からググッと持ち上げる「リフトアップ」効果が期待できます。

得意な悩み: フェイスラインの崩れ、二重あご、目元の重みなど「下垂」に対する悩み。

特徴: 作用が深く強力。効果の持続が長く(半年〜1年程度)、ピンポイントで引き上げたい部分に向いています。

 

3. 高周波(RF):肌全体をギュッと引き締める「面」の治療

高周波(RF:ラジオ波)は、電磁波を用いて肌の深部に熱を加える治療です。「サーマクール」がその代名詞的な存在です。
ハイフが「点」で奥深くを狙うのに対し、高周波は「面」で広範囲に熱を広げていきます。

主に真皮層から脂肪層の上層部にかけて熱を加えることで、コラーゲン線維を収縮させ、肌全体を「タイトニング(引き締め)」します。お肉を焼くとギュッと縮むイメージに近く、肌の密度を高めてパンとしたハリを取り戻します。

得意な悩み: 頬のもたつき、口元のゆるみ、肌のハリ不足など「ボリューム」や「質感」に対する悩み。

特徴: 「小顔効果」や「肌の引き締め」に優れている。肌の表面に近い層にも作用するため、毛穴の改善なども期待できます。

 

4. 【比較】あなたに合うのはどっち?タイプ別チェックリスト

ご自身のお顔立ちや悩みのタイプによって、お勧めの治療は分かれます。

【ハイフが向いている方】
  • ・頬の皮膚というより、顔の土台自体が下がってきたと感じる
  • ・眉の位置が下がって、目が重くなってきた
  • ・フェイスラインの境界線をハッキリさせたい
  • ・お顔の脂肪はそれほど多くなく、むしろ「位置を戻したい」
【高周波(RF)が向いている方】
  • ・頬の脂肪が厚めで、ふっくらしたもたつきをスッキリさせたい
  • ・肌に触れると柔らかく、弾力がなくなってきたと感じる
  • ・全体的に肌をギュッと凝縮して小顔に見せたい
  • ・口横のぽにょっとした脂肪(ジョウルファット)が気になる

 

5. 理想を叶える「コンビネーション治療」という選択

実は、ハイフと高周波は相反するものではなく、お互いの弱点を補い合う関係にあります。

土台をハイフで持ち上げ、その上の緩んだ脂肪層や皮膚を高周波で引き締める。この「ウルセラ」と「サーマクール」を同日、あるいは時期をずらして組み合わせる方法は、美容皮膚科において非常に理にかなった理想的なアプローチです。
当院でも、お一人おひとりの加齢の進行具合に合わせて、これらを組み合わせたオーダーメイドのプランをご提案しています。

 

6. 治療前に知っておきたいリスクとダウンタイム

どちらの治療も、基本的には「切らない」ため、メスを使う手術に比べればダウンタイムは非常に軽微です。しかし、医療行為である以上、以下のリスクを正しく理解しておく必要があります。

共通のリスク: 施術直後の赤み、腫れ、熱感。これらは数日で落ち着くことが大半です。

ハイフ特有のリスク: 稀に神経に触れるような痛みや、一時的な痺れ、脂肪の減少による「コケ」が生じる可能性があります。

高周波特有のリスク: 稀に火傷(水ぶくれ)や、一時的な肌の乾燥などが起きることがあります。

これらのリスクを最小限に抑えるためには、事前の丁寧な診断と、患者様の骨格や脂肪の厚みに合わせた出力調整が欠かせません。

 

7. まとめ ─ 納得のいく「切らないたるみ治療」のために

ハイフも高周波も、正しく使えば素晴らしいアンチエイジングの武器になります。しかし、最も大切なのは「機械の名前」で選ぶことではなく、「今のご自身の肌に何が起きているか」を正確に見極めることです。

「ネットではハイフが良いと聞いたけれど、自分にはどちらが合うの?」
そんな迷いをお持ちの方こそ、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。拡大鏡を用いた診断や、今までの治療経過を伺いながら、5年後、10年後の美しさを見据えた最適な治療をご提案させていただきます。

梅田でハイフやサーマクールなどのたるみ治療についてのご相談なら、シロノJクリニックへお任せください。皆様の「なりたい自分」を叶えるお手伝いを、誠心誠意させていただきます。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

梅田の美容皮膚科
シロノJクリニック
住所:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目2-2 ヒルトンプラザウエスト 4F
TEL:0800-222-1112

 

 

監修者

 

シロノJクリニック 院長 清家 純子

関西医科大学医学部卒業後、京都大学医学部付属病院形成外科教室での研鑽を経て、シロノクリニック大阪院の院長を21年半という長きにわたり務め、豊富な臨床経験と実績を積む。2023年にシロノJクリニックを開設。日本レーザー医学会等の学会活動に加え、サーマクール・ウルセラ認定医、ヒアルロン酸注入のトレーニングドクターとして高度な技術指導も行う。「信頼できる名医」としてメディア出演も多数。「キレイになるのに遅すぎることはありません」をモットーに、親しみやすい雰囲気で患者様の悩みに寄り添い、解決への糸口を共に探る美容医療を提供している。

 

【経歴】

 

【所属学会】

 

【資格】

 

【メディア実績】

  • 2006年 5月 【Hanako 7月20日号】 「信頼できる女医さん」に出演
  • 2007年 8月 【BOAO 9月号】 「美容の達人!」にてたるみについて回答
  • 2009年 11月 【マンパワージャパン】 「美容の達人!」にて、たるみについて回答
  • 2010年 1月 【Richer 2月号】 「症状別治療器」にて、サーマクール、フラクセルレーザー、アファーム、フォトシルクプラス について回答
  • 2010年 3月 【谷口キヨコ 私の東京お気に入り♪♪】に出演
  • 2010年 9月 【SAVVY 11月号】 「美の賢人イエローページ」に出演し、ニキビ治療を紹介
  • 2011年 7月4日放送 【関西テレビ】キキミミ! 「教えて!キキミミ 3」にて、夏の日焼け対策、スキンケアについて回答
  • 2012年 8月 【an・an No.1821】 「完全保存版 本当に頼れる名医 40 人(東京 関西)」に出演
  • 2013年 2月 【Hanako 特別編集 関西ケア&メンテガイド2013】 「体質改善のススメ。」にて、体質改善、肥満遺伝子検査について回答
  • 2014年 3月 【Frau 4月号】 「東京&大阪 信頼度抜群!のドクター 14 名」に出演