美容ブログ

2026年1月22日
にきび・にきび跡・毛穴が同時に気になる方へ|レーザー治療とスキンケアの組み合わせ

2026年1月23日_にきび・にきび跡・毛穴が同時に気になる方へ|レーザー治療とスキンケアの組み合わせ.

こんにちは。シロノJクリニック 院長の清家純子です。 鏡を見るたびに、「やっと治ったと思ったにきびが、また新しい場所にできている」「にきびは治まったけれど、赤みがずっと残っている」「鼻や頬の毛穴の開きも目立ってきて、ファンデーションで隠しきれない」……そんなため息をついてはいませんか?

 

実は、私の診察室を訪れる患者様の中で最も多いお悩みの一つが、この「にきび」「にきび跡」「毛穴」の3重苦です。これらは別々の問題のように思えますが、実は肌の奥深くで密接にリンクしており、負の連鎖を起こしていることが少なくありません。 どれか一つだけを治そうとしても、なかなか上手くいかないのが大人の肌の難しいところです。しかし、医療の力で肌の土台を整え、適切な手順でケアを行えば、この連鎖を断ち切ることは十分に可能です。 この記事では、長年レーザー治療に携わってきた医師の立場から、なぜこれらが同時に起こるのかというメカニズムと、それを解消するための「複合治療(コンビネーション治療)」という考え方について、詳しくお話ししたいと思います。

1. なぜ「にきび・跡・毛穴」は同時に悩みの種になるのか

「若い頃のにきびとは何かが違う」。そう感じている方は鋭い直感をお持ちです。思春期のにきびは皮脂の過剰分泌が主な原因ですが、大人になってからの悩みは、乾燥、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)の乱れ、ホルモンバランス、そして過去の炎症ダメージが複雑に絡み合っています。 まず、肌の乾燥やストレスなどでターンオーバーが滞ると、毛穴の出口が厚くなった角質で塞がれてしまいます。そこに出口を失った皮脂が詰まることで「にきび」が発生します。 このにきびが炎症を起こすと、周囲の組織がダメージを受け、毛細血管が増殖して「赤み(にきび跡)」が残ったり、メラニンが生成されて「茶色いシミ(色素沈着)」になったりします。 さらに、炎症が真皮層(肌の深い部分)にまで及ぶと、コラーゲン線維が破壊され、肌の弾力が低下します。すると、毛穴を支える力が弱まり、結果として「毛穴が涙型に開く」「クレーター状の凹凸が残る」といった状態になります。 つまり、これらは独立した悩みではなく、「炎症」と「再生能力の低下」という共通の根っこを持つトラブルなのです。だからこそ、表面的な対処ではなく、包括的なアプローチが必要になります。

 

2. セルフケアの限界と医療アプローチの必要性

市販の化粧品や洗顔料で一生懸命ケアをしていても改善しない場合、それはアプローチしている「深さ」が足りていない可能性があります。 一般的なスキンケア化粧品は、法律上、肌の表面にある「角質層」までしか作用しません。しかし、にきび跡の赤みは「血管」の問題であり、クレーターやたるみ毛穴は「真皮層のコラーゲン」の問題です。これらは角質層よりもずっと奥にあるため、表面から塗るだけのケアでは根本的な解決が難しいのが現実です。 美容皮膚科などの医療機関では、レーザーや光エネルギー、あるいは医療用薬剤を用いて、角質層の奥にある「真皮層」や「血管」に直接働きかけることができます。 「もう治らないかもしれない」と諦める前に、まずは医療の力で肌の再生スイッチを押してあげることが大切です。

 

3. 「攻め」と「守り」を組み合わせる複合治療のメソッド

当院では、一つの治療法だけに固執するのではなく、複数の治療を組み合わせる「複合治療」を推奨しています。これは、お料理で例えるなら、下ごしらえをして、火を通し、最後に味を調える工程に似ています。

  • Step 1:肌の土台を整える(角質ケア) 古い角質を取り除き、毛穴の詰まりを解消する「ピーリング」などで、肌をフラットな状態にします。
  • Step 2:トラブルの根源を叩く(レーザー・光治療) 赤み、色素沈着、凹凸など、ターゲットに合わせた機器で直接アプローチします。
  • Step 3:栄養を与え、鎮静する(導入・パック) 治療後の肌にビタミンCなどの有効成分を深部まで浸透させ、再生を促します。

この3ステップを同日、あるいは計画的に組み合わせることで、単独で行うよりも相乗効果が生まれ、治療期間の短縮や仕上がりの質の向上につながります。

 

4. 症状別:当院が提案するレーザー・光治療の選び方

一口に「レーザー」と言っても、その波長やパルス幅(光を出す時間)によって得意分野が異なります。患者様の肌状態を診断した上で、最適なものを選択します。

■ 顔全体の赤み・軽度の凹凸・毛穴の開きには「ジェネシス」

ジェネシスは、YAGレーザーを中空照射(肌から離して照射)する方法です。真皮上層部を優しく加熱することで、コラーゲンの増生を促し、毛穴の引き締めや肌のハリ改善を目指します。また、赤色の色素(ヘモグロビン)に反応するため、にきび跡のしつこい赤み軽減にも非常に有効です。痛みはなく、温かいシャワーを浴びているような感覚で受けていただけます。

■ にきび跡の色素沈着・くすみには「フォトシルクプラス」

フォトシルクプラスは、従来のIPL(光治療)よりもメラニン粒子への反応性が高い治療器です。にきびが治った後に残ってしまった茶色いシミ(炎症後色素沈着)や、顔全体のくすみを分解・排出し、透明感のある肌へと導きます。同時に、にきびの原因菌であるアクネ菌の殺菌作用も期待できます。

■ 深いクレーター・重度の毛穴悩みには「フラクセル」

肌表面が凸凹してしまうクレーター状の跡には、肌を点状に入れ替える「フラクショナルレーザー(当院ではフラクセル3)」が選択肢に入ります。目に見えない微細な穴を肌に開け、その修復過程で新しい皮膚への再生を強力に促します。ダウンタイム(赤みやザラつき)は伴いますが、肌質の根本改善には高い効果を発揮します。

 

5. 治療効果を底上げするメディカルスキンケアの役割

レーザー治療の効果を最大限に引き出すために欠かせないのが、併用するメディカルスキンケアです。

ケミカルピーリング(サリチル酸マクロゴールなど)

レーザー照射の前に、肌表面に蓄積した古い角質や毛穴の汚れを酸の力で溶かします。これにより、レーザーの光が散乱せずに奥まで届きやすくなります。また、現在進行形でできている「白にきび」や「黒にきび」の改善にも即効性があります。

イオン導入(高濃度ビタミンCなど)

レーザー後の肌は、一時的にバリア機能が変化し、有効成分が浸透しやすい状態になっています。このタイミングで、抗酸化作用や皮脂抑制作用のあるビタミンCや、保湿成分などを電気の力で肌深部に送り込みます。治療後の炎症を抑え、色素沈着のリスクを減らす上でも非常に重要です。

 

6. 治療期間中に気をつけていただきたい生活習慣

クリニックでの治療は月に1回程度ですが、残りの29日間は患者様ご自身でのホームケアとなります。せっかくの治療効果を無駄にしないために、以下の点を意識してみてください。

徹底的な「摩擦レス」

洗顔の際にゴシゴシ擦っていませんか? 摩擦は新たな炎症を生み、肝斑や色素沈着の原因になります。泡で包み込むように優しく洗い、タオルドライも押さえるように拭いてください。

保湿バランスの見直し

「にきびができるから」といって保湿を控えるのは逆効果です。乾燥すると肌は防御反応として余計に皮脂を出します。ノンコメドジェニック(にきびができにくい処方)の製品を選び、水分をたっぷり与える保湿を心がけてください。

紫外線対策は一年中

にきび跡や治療中の肌は紫外線の影響を受けやすく、濃いシミになりやすい状態です。季節を問わず日焼け止めを使用し、物理的な遮光も心がけましょう。

 

7. まとめ ─ 根本的な肌質改善を目指して

にきび・にきび跡・毛穴の悩みは、長年付き合ってきた分だけ、「本当に良くなるのだろうか」と不安に思われる方も多いはずです。また、肌の状態は体調や季節によっても揺らぎやすく、一進一退を繰り返すこともあります。 しかし、正しい診断に基づき、今のお肌に必要な治療を積み重ねていけば、肌は必ず応えてくれます。コンシーラーで隠す毎日から卒業し、素肌に自信を持って過ごせるようになっていただきたい。それが私の願いです。 当院は大阪・梅田のヒルトンプラザウエスト内にあり、お仕事帰りや休日にも通いやすい環境で皆様をお迎えしています。 「自分の肌にはどのレーザーが合っているのか分からない」「まずは相談だけしてみたい」という方も大歓迎です。 梅田で美容皮膚科をお探しの方、にきびや毛穴治療についてのご相談なら、ぜひシロノJクリニックへお任せください。経験豊富な医師とスタッフが、あなたの肌悩みに最後まで寄り添います。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

梅田の美容皮膚科
シロノJクリニック
住所:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目2-2 ヒルトンプラザウエスト 4F
TEL:0800-222-1112

 

 

監修者

 

シロノJクリニック 院長 清家 純子

関西医科大学医学部卒業後、京都大学医学部付属病院形成外科教室での研鑽を経て、シロノクリニック大阪院の院長を21年半という長きにわたり務め、豊富な臨床経験と実績を積む。2023年にシロノJクリニックを開設。日本レーザー医学会等の学会活動に加え、サーマクール・ウルセラ認定医、ヒアルロン酸注入のトレーニングドクターとして高度な技術指導も行う。「信頼できる名医」としてメディア出演も多数。「キレイになるのに遅すぎることはありません」をモットーに、親しみやすい雰囲気で患者様の悩みに寄り添い、解決への糸口を共に探る美容医療を提供している。

 

【経歴】

 

【所属学会】

 

【資格】

 

【メディア実績】

  • 2006年 5月 【Hanako 7月20日号】 「信頼できる女医さん」に出演
  • 2007年 8月 【BOAO 9月号】 「美容の達人!」にてたるみについて回答
  • 2009年 11月 【マンパワージャパン】 「美容の達人!」にて、たるみについて回答
  • 2010年 1月 【Richer 2月号】 「症状別治療器」にて、サーマクール、フラクセルレーザー、アファーム、フォトシルクプラス について回答
  • 2010年 3月 【谷口キヨコ 私の東京お気に入り♪♪】に出演
  • 2010年 9月 【SAVVY 11月号】 「美の賢人イエローページ」に出演し、ニキビ治療を紹介
  • 2011年 7月4日放送 【関西テレビ】キキミミ! 「教えて!キキミミ 3」にて、夏の日焼け対策、スキンケアについて回答
  • 2012年 8月 【an・an No.1821】 「完全保存版 本当に頼れる名医 40 人(東京 関西)」に出演
  • 2013年 2月 【Hanako 特別編集 関西ケア&メンテガイド2013】 「体質改善のススメ。」にて、体質改善、肥満遺伝子検査について回答
  • 2014年 3月 【Frau 4月号】 「東京&大阪 信頼度抜群!のドクター 14 名」に出演