しみ・そばかす・くすみ

適切な治療と患者様の
ニーズに合わせた治療を
一言にシミと言っても、シミには種類があり、濃さや深さ、状態は人それぞれ異なります。
シミ治療の成功の秘訣は、その種類を見極め、状態を正確に把握したうえで、それに応じた治療方法を的確に選ぶことです。
当院では、さまざまなシミの状態に対応できるよう、複数のレーザーや光治療器、その他シミに対応した治療機器を導入しています。また、機器を使った治療だけでなく、ピーリング療法やスキンケア、内服治療など徹底したシミ治療を行うための多彩な手段をご用意しています。
シミの治療実績25年以上の経験豊富な院長が、お一人おひとりに合ったプロフェッショナルなシミ治療を提供いたします。
しみの種類
老人性色素斑(日光黒子)

日光黒子(にっこうこくし)とも呼ばれ、顔や手の甲、前腕など、紫外線を浴びやすい部分に現れる淡い、または濃い褐色の境界明瞭な類円形の色素斑です。中年以降のほとんどの男女に見られ、そばかす程度の小さなものから、数㎠に及ぶ大きなものまで様々です。
発生初期は薄い茶色をしていますが、次第に濃く、厚みを持った「脂漏性角化症」というシミに変化することがあります。シミの中では、レーザーや光治療の反応が良く、取りやすいのが特徴です。

脂漏性角化症(老人性疣贅)

老人性色素斑が徐々に疣贅(イボ)状に隆起した色素斑です。顔や頭、体幹など、紫外線の影響を受けやすい部位の脂漏部(皮脂腺が多い場所)に現れることが多いです。境界が明瞭で、レーザー治療で除去することができます。

雀卵斑(ソバカス)

顔や首、胸、前腕、手の甲など、日光にさらされやすい部位に小児期から見られる米粒大の小さな色素斑です。
紫外線の影響で色が濃くなりますが、発症には遺伝的要因が関与していると考えられており、思春期に最も濃くなることが多いです。レーザーや光治療が適応されますが、一部のケースでは再発しやすいことがあります。

肝斑(かんぱん)

境界がはっきりとしたびまん性の淡褐色斑で、頬骨部や頬全体に左右対称に現れることが多いシミです。額や口周りに現れる場合もあります。後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)や老人性色素斑と併存することも多く、治療が複雑になるケースがあります。紫外線だけでなく、ホルモンの変化や異常(妊娠や生理周期、副腎皮質ホルモンの異常)なども影響を与え、使用中の薬や精神的ストレス、摩擦などの機械的刺激が悪化の原因となることがあります。

炎症性色素沈着
皮膚は何らかのダメージを受けると炎症を起こし、その炎症が強いと後に色素沈着が残ることがあります。場合によっては、色素沈着が長期間残り、その間に紫外線の影響を受けてさらに濃くなることがあります。
ニキビ跡の色素沈着、アトピー性皮膚炎後の色素沈着(ダーティネック)、傷跡や虫刺され跡の色素沈着、レーザー治療後の色素沈着、剃刀によるムダ毛処理や制汗剤などによる肌荒れが原因となる脇の黒ずみ、摩擦や圧迫による肘やお尻の黒ずみなど、さまざまなケースがあります。また、肝斑の病態も炎症性色素沈着の一種と考えられています。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)は、皮膚の深部(真皮)にあるメラノサイトが活性化した状態と考えられています。比較的左右対称に、顔の特に頬、額、鼻翼などに現れる紫~灰褐色(ブルーグレー)の小豆大の色素斑が特徴です。これらの色素斑が連なって、より大きな色素斑を形成することもあります。肝斑や老人性色素斑と混在していることが多いため、適切な治療には正確な鑑別が重要です。レーザー治療が有効です。
シロノJクリニックのシミ治療成功の秘訣とこだわり
的確な診断
シミにはさまざまな種類があり、それぞれの状態に応じて治療方法が異なります。治療方法を誤ると、シミが悪化したり、効果が全く得られない場合もあります。ですので、シミ治療を成功に導くためには、まずシミを的確に診断することが非常に重要です。
当院は、大阪府内でも屈指のシミ治療実績を誇り、25年以上の経験を持つ医師が担当いたします。シミ治療に関する深い知識と豊富な経験をもとに、患者様一人ひとりに最適な治療を提案いたします。安心してお任せください。
的確に治療方法を選択する
シミの種類や状態を的確に診断した後は、それに応じた治療機器や手段を適切に選択することが非常に重要です。
当院では、様々なレーザーや光治療器、そしてシミ治療に対応する多種多様なデバイスを完備しております。これにより、他院で難しいとされたシミの治療や、より細やかで的確な治療のご提案が可能です。患者様一人ひとりに最適な治療を提供できるよう、全力でサポートいたします。
根本的な治療方法を考える
シミ治療の基本は、シミの元となるメラニン色素を破壊し、除去することです。しかし、それだけにとどまっていては治療は成功しません。
シミができてしまった根本的な原因を探り、それを排除・改善することも非常に重要です。シミ治療は「木を見て、森を見ず」ではいけません。当院では、その点も考慮した、総合的かつ効果的な治療をご提案いたします。
日常のケア
シミ治療を成功に導くためには、日常的なケアも非常に重要です。具体的には、日焼け止めを欠かさず使用し、UVカット効果のあるサングラスや帽子、衣服を活用して紫外線を避けることが大切です。
また、肌を摩擦から守り、肌に優しいスキンケアを心がけることも重要です。シミを作らせないための予防策や、治療をより効果的に、無駄にしないためのアドバイスを、当院ではしっかりとサポートいたします。
治療方法
レーザー治療
- レーザー治療レッドタッチプロ
レッドタッチプロは、コラーゲンに吸収されやすい675nmの波長を持つ新型レーザーです。
コラーゲンにダイレクトに働きかけることで、肌のハリやシワ、毛穴の改善が期待できます。
また、675nmの波長はメラニンにも反応するため、シミやくすみ、肝斑の改善にも効果があります。あらゆる肌悩みに対応できる革新的なレーザーです。 - レーザー治療Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、シミ・色素性疾患の治療における定番のレーザーです。
メラニン色素のみに反応し、周囲の皮膚組織へのダメージを最小限に抑えることができるため、傷跡を残すことなくシミやアザを取り除きます。
- レーザー治療ピコレーザー
Qスイッチルビーレーザーの概念を進化させて開発された、シミや色素治療、肌質改善に特化したレーザーです。
パルス幅(レーザーが照射される時間)は、Qスイッチルビーレーザーをはじめとする従来機の1000分の1の「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位で、そのため、熱によるダメージが大幅に減少し、レーザー治療後に起こりうる炎症後色素沈着などの副反応のリスクが少ないという特徴があります。 - レーザー治療エクセル V
シミや赤みから肌の引き締めまで対応する多機能レーザーです。
2種類の波長を搭載しており、肝斑やシミなどの色素性疾患、毛細血管拡張や赤ら顔などの血管治療、うぶ毛の除毛、シワ改善などの若返り治療まで、幅広い治療が可能です。 - レーザー治療炭酸ガスレーザー
盛り上がりのあるシミの除去を得意とするレーザーです。
レーザー光が皮膚組織内の水分に吸収され、瞬時に組織を凝固・蒸散させます。
そのため、出血がほとんどなく、盛り上がりのあるシミやイボ、ホクロなど、取り除きたい組織を効果的に除去することができます。 - レーザー治療Qスイッチヤグレーザー
メラニン色素に吸収されやすい2種類の波長を搭載しており、皮膚の浅い層(シミ・そばかす)から深い層(刺青・蒙古斑・太田母斑など)まで、1台で深さの異なるさまざまな色素性疾患の治療に対応します。
メラニン色素への選択性が高いため、色素以外の正常な組織へのダメージを与えにくいのも特徴です。また、低出力照射によるレーザートーニングも可能です。 - レーザー治療ジェネシス(ヤグレーザーピーリング)
皮膚の真皮層まで届くヤグレーザーの熱作用により、線維芽細胞が活性化され、コラーゲンの産生が促進されます。
これにより、小じわやキメが改善され、ハリのある肌へと導かれます。
また、マイルドなピーリング作用によって古い角質が除去され、ターンオーバーが正常化することで、肌の色ムラやくすみが改善され、透明感がアップします。
熱・光治療・他機器治療
- 熱・光治療・他機器治療フォトシルクプラス
これ以上薄くならないと諦めていたシミやくすみ、皮膚の奥に潜んでいるシミ予備軍まで退治する光治療器です。
シミの元となるメラニンを効率よく分解するのに適したフラッシュランプを搭載しており、美白化粧品ではなかなか取れないシミや肌の色ムラ・くすみを、ダウンタイムなしで改善します。さらに、肌奥にあるコラーゲンにも作用し、肌のハリやキメを整えるため、美白と美肌効果の両方に優れた人気のシミ治療器です。 - 熱・光治療・他機器治療シルファームX
赤ら顔やニキビなどの疾患治療、毛穴やキメ、小じわなどの美肌治療、さらに肝斑やシミの治療にも効果を発揮する、新コンセプトのマイクロニードルRF治療器です。
メディカルエステ
- メディカルエステクリスタルピーリング
150ミクロンの酸化アルミニウム(通称:アルミナ)という細かい粒子を皮膚に吹きかけ、同時に吸引することで、皮膚表面の古い角質を物理的に除去するピーリングです。
酸や薬剤を使用しないため、一般的なケミカルピーリングが肌に合わない方でも、安心して受けていただけます。治療後は、くすみが解消され、透明感のある、スベスベで滑らかな肌を実感いただけます。 - メディカルエステプロフェッショナルピール
3種類の酸「グリコール酸」「乳酸」「サリチル酸」を配合した、医療機関専用ピーリング剤であるミルクピールの進化版です。
複数の酸が配合されているため、それぞれの酸が異なる効果を発揮し、より効果的でありながら、赤みや皮むけなどのダウンタイムが少ないのが特徴です。定期的に行うことで、肌のターンオーバーが正常化され、肌のくすみ、ざらつき、小じわ、ニキビの改善が期待できます。
スキンケア・内服・その他
- スキンケア・内服・その他シスペラ
皮膚科学研究に特化したスイスのサイエンティス社が開発した、医療機関専売の美白剤です。
これまでシミや色素沈着の改善におけるゴールドスタンダードであったハイドロキノンに代わり、「システアミン」という成分を使用しています。肌細胞を守りながら、高い美白効果を発揮します。また、機器による肝斑治療と併用することで、肝斑を効率よく改善できます。 - スキンケア・内服・その他プラスリストア
レーザー・光治療に25年以上携わり、治療の専門知識を持つ日本の医療機器メーカー、ジェイメックが開発したスキンケア製品です。
治療前後の肌に本当に必要なケアを追求し、患者様一人一人のために開発されました。このスキンケアラインには、日焼け止めや美白クリームなど、シミ治療の効果を最大限にサポートする製品が揃っています。
治療効果を引き出し、より美しい肌をサポートするために、ジェイメックのスキンケア製品をご活用ください。 - スキンケア・内服・その他内服薬・外用薬
シミ・肝斑・色素沈着の改善に有効な内服薬(トラネキサム酸/トランサミン、医療用ビタミンC、グルタチオン/タチオン)や外用薬(ハイドロキノン、トレチノインクリームなど)をご用意しています。
治療費
しみ・そばかす・くすみ
しみ(スポット治療 )/ 1個あたり
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
直径5㎜未満 | 5,500円 | --- |
1cm×1cm | 22,000円 | --- |
ピコレーザー
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
ピコトーニング / 顔全体 | 44,000円 | |
ピコトーニング / 両頬+鼻 | 27,500円 |
エクセルV
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
KTP532 / 顔全体 | 110,000円 | |
KTP532 / 両頬+鼻 | 66,000円 |
レーザートーニング (メドライトC6)
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
顔全体 | 66,000円 | |
両頬+鼻 | 44,000円 | |
両ひじ上 ※1 | 66,000円 | |
両ひじ下 ※2 | 66,000円 | |
両手の甲 ※3 | 44,000円 | |
※1~3のセット | 132,000円 | |
背中1/2 | 99,000円 | |
背中1/4 | 66,000円 |
ジェネシス(ヤグレーザーピーリング)
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
顔全体 | 44,000円 | |
両頬+鼻 | 27,500円 | |
目元 | 16,500円 | |
口唇 | 11,000円 |
フォトシルクプラス
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
顔全体 | 66,000円 | |
両頬+鼻 | 44,000円 | |
両ひじ上 ※1 | 66,000円 | |
両ひじ下 ※2 | 66,000円 | |
両手の甲 ※3 | 44,000円 | |
※1~3のセット | 132,000円 | |
背中1/2 | 99,000円 | |
背中1/4 | 66,000円 | |
両ひざ下 / 前面 | 88,000円 | |
両ひざ下 / 後面 | 88,000円 | |
両ひざ下 / 全周 | 132,000円 |
レーザートーニング+フォトシルクプラス
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
顔全体 | 99,000円 | |
両頬+鼻 | 66,000円 |
シルファーム X
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
顔全体 | 66,000円 |
クリスタルピーリング
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
顔全体 | 13,200円 | |
ハーフ | 8,800円 |
プロフェッショナルピール / ミルクピール
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
顔全体 | 16,500円 | |
顔全体+あご下 | 19,800円 | |
背中1/2 | 22,000円 | |
背中1/4 | 16,500円 |
シスペラ
メニュー | 料金 | コース |
---|---|---|
1本 | 35,200円 | --- |
監修医師

Junko Seike清家 純子 院長
- 1993年
- 関西医科大学医学部卒業、
同年 京都大学医学部付属病院形成外科教室入局 - 2001年
- シロノクリニック入職
シロノクリニック大阪院 院長に就任し、21年半、院長を務める - 2023年1月
- シロノJクリニック開設
- 日本レーザー医学会
- 日本形成外科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容皮膚科学会
- ほか
- サーマクール認定医
- ウルセラ認定医
- ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
- ガルデルマ認定レスチレン(ヒアルロン酸注入剤)トレーニングドクター
- ほか