シルファームX
肝斑治療へコミットする新発想の
マイクロニードリングデバイス

シルファームX(SYLFIRM X )は、FDAの認可を得ている、新しい(2023年時点)タイプのRFマイクロニードリング デバイスです。RFマイクロニードリングデバイスとは、極細針にてRF(ラジオ)波のエネルギーを加え、皮膚の再生を促す治療器のことを言います。シルファームXは、従来のRFマイクロニードリングデバイスと同様に肌を再生し、しわやたるみ、毛穴やにきび跡を改善させるのはもちろん、他のRFマイクロニードリングマシンとは異なり、しみや肝斑の原因となる異常血管や真皮の劣化を回復させることに特異的に働く照射モードを搭載しているのが大きな特徴です。この照射モードにより、従来のしみ取治療器とは全く別角度のアプローチでしみや肝斑を改善させることができるようになりました。近年の研究技術の進化により、ひと昔前は治療が難しいとされていた肝斑も今ではある程度改善できるようになっていますが、シルファームXは、さらにしみ・肝斑の改善に大きく貢献します。
こんな方に、こんな時に
- 改善しにくい肝斑やしみ、くすみがある
- 毛穴が目立つ
- 小じわが気になる
- 肌にハリがない
- なめらかで、透明感のある肌を手にいれたい
- にきび・にきび跡
- たるみ
シルファームXの特徴
デュアルウエーブマイクロニードリングシステム
連続RF(Continuous Wave:CW)と、パルスRF(Pulsed Wave)の二つのRF(ラジオ波)発振モードを搭載
連続RF(CW)モード
真皮全層にNa effect をもたらします。
・CWモードは 各電極針の周囲に広く凝固層をもたらします。
・1ショットで真皮深部から表皮上部まで連続した凝固を実現します。
・真皮の再構築と皮膚の引き締めを促します。
・即効性を感じやすいです。
パルスRF(PW)モード
基底膜の修復と異常血管への選択的凝固
・PWモードは基底膜と真皮上部にソフトな凝固をもたらします。
・基底膜と異常毛細血管のみ凝固し、周囲の組織へのダメージを最小限にとどめます。
・選択的凝固と真皮の再構築により過剰なメラニン生成を抑制し、皮膚ダメージの回復を助けます。

8つの異なる照射モードであらゆる肌の悩みにアプローチ
4種の連続RF(CW)モードと、4種のパルスRF(PW)モードと8種類の照射モードを搭載し、切り替えにより、しみ、肝斑、毛穴、小じわ、たるみ、にきび、にきび跡、傷あと、妊娠線など、あらゆる肌トラブルに対応可能。

バイポーラ非絶縁マイクロニードルシステム
シルファームXは、非絶縁性のバイポーラ(双極)マイクロニードル電極を採用し、均一な電磁場で真皮層全層をカバー。

すべてのスキンタイプに施術可能
まぶたや目の周りなど皮膚の薄い部位にも施術可能
シルファームXで肌が再生するメカニズム
非絶縁性の電極針を皮膚に挿入し、高周波(RF:ラジオ波)エネルギーを照射し、適度な熱ダメージを与えることで、皮膚の持つ自然治癒力によって、新しいコラーゲンが増え、皮膚を再生させます。これにより、肌のしわや、キメ、毛穴の改善し、ハリのある若々しい肌に導きます。深達度やモードを切り替えることで、にきび跡の凹凸や、妊娠線、肉割れ、傷あとの改善も期待できます。
シルファームXでしみ・肝斑が改善するメカニズム
紫外線を浴びるとメラニンが産生され、しみや肝斑の原因になることはよく知られていることです。よって、これまでのしみ治療は、いかにそのメラニンを壊し、除去するかということに焦点が置かれていました。しかし、メラニンに反応するレーザーを使っても改善しないものが一部あります。
その原因の一つに、しみが出来やすい場所は、異常血管が存在し、老化細胞が増え、皮膚の基底膜が破綻し、真皮の状態がよくないことが多く、それがメラニン生成の増加に関わっていることが最近の研究で分かってきました。


シルファームXは、シルファームXの開発者が見出した、Na effect効果に基づいた、異常血管の除去と基底膜の修復に選択性の高い照射モードを設定しているため、メラニン生成に関与する異常血管が除去され、基底膜の修復が促され、真皮の再構築され、肌が持つ本来の機能が回復し、メラノサイト(メラニンを作る細胞)が安定化し、しみや肝斑の改善につながるのです。


開発者のNa先生が当院へご訪問
開発者のNa先生が当院へご訪問してくださり、直々のトレーニングを受けました。


清家院長がおすすめする理由
難治性の肝斑にはもちろん、肌そのものの状態をよくする効果も高い
シルファームXを初めて知った時、そのコンセプトとテクノロジーに大きな衝撃を受けました。肝斑の治療にRF(高周波・ラジオ波)を使用するなんて、これまでのしみ・肝斑治療にはなかった考えだったからです。ただ、開発者である韓国出身のDr.Naの開発論文、研究データ、シルファームのテクノロジーで重要な鍵である、Na effect(Na効果)などを学び、同時にこれまで不明だった肝斑の病態が明らかになり、また世界中で蓄積された臨床データを見て、すべてがリンクし、腑に落ち、シルファームXが、当院での肝斑治療においても、たくさんの方々のお悩みを助けると確信して導入致しました。難治性の肝斑にはもちろん、肌そのもの状態をよくする効果も高いため、肝斑以外の肌悩みに対しても、美肌を目指す、多くの方々に是非体験頂きたい治療です。


治療の流れ
1.メイクを落として洗顔
治療部位が顔の場合はメイクを落として頂きます。
2.表面麻酔
照射モードによっては、痛みが心配な場合には、麻酔クリームによる麻酔を行います。(約30分)
3.照射モードを設定&照射開始
肌の状態と悩みや目的に合ったシ照射モードを設定し、シルファームXのマイクロニードリングによりオートマチックにRF波を照射していきます。
ケースにより、必要薬剤を滴下しながら照射を行います。
4.チェック&終了
照射の完了後、肌に異常がないことを確認した上、抗炎症剤または保湿剤を塗布して終了です。
治療のポイント
所要時間 | 治療範囲により、15分から30分 麻酔が必要な場合は、別途約30分 |
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治療間隔 | 約1か月ごと 状態により変わる場合があります。 医師の指示に従ってください。 |
痛み | チクチクとした痛みがあります。 照射モードにより程度が異なります。必要に応じて、表面麻酔、クーリングなどで痛みの軽減を致します。 |
お化粧 | 当日はお控えください。翌日から可能です。 |
治療を受けられない場合 | 治療部位に強い炎症や感染がある場合 妊娠中のかた、妊娠の予定がある場合は、事前にご相談ください。 現在治療中の疾患、既往歴がある場合は、事前にご相談ください。 |
注意事項 | 治療直後、赤みや点状出欠斑が残る場合がありますが、数時間、~1日程度で消失します。 当日の飲酒はお控えくだだい。 |
副作用・リスク | 赤み、腫れ、色素沈着 |
治療費
監修医師

Junko Seike清家 純子 院長
- 1993年
- 関西医科大学医学部卒業、
同年 京都大学医学部付属病院形成外科教室入局 - 2001年
- シロノクリニック入職
シロノクリニック大阪院 院長に就任し、21年半、院長を務める - 2023年1月
- シロノJクリニック開設
- 日本レーザー医学会
- 日本形成外科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容皮膚科学会
- ほか
- サーマクール認定医
- ウルセラ認定医
- ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
- ガルデルマ認定レスチレン(ヒアルロン酸注入剤)トレーニングドクター
- ほか