ピコ秒レーザー ピコウエィ®
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従来の治療器では
取れにくかった
しみ・あざ・タトゥー、
美肌治療にも対応
ピコレーザーは、新しいコンセプトのシミ・色素治療・肌質改善レーザーです。
照射時間が従来機の1000分の1の「ピコ秒(1秒の1兆分の1)」単位となり、熱によるダメージが大幅に減少したため、痛みや照射後のカサブタ・炎症後色素沈着などの副反応を最小限に抑えながら、安全かつ効率的にシミ・美肌治療が行えます。
ピコレーザーもいろんなメーカーから製造・発売されていますが、シロノJクリニックでは、ピコ秒レーザーの中でも、多機能で切れ味がよいとされているシネロン・キャンデラ社のピコウエイ®を使用しています。
こんな方に、こんな時に
- 目立つシミ・小さなシミ・そばかす
- 過去のレーザー治療で取りきれなかったシミがある
- 肝斑・くすみ・色ムラが目立つ
- 肝斑とシミが重なっている
- 毛穴の開き・ニキビ跡が目立つ
- 小じわ・キメの粗さが気になる
- 肌のハリ・弾力の衰えを感じる
- 脇やヒザ・肘・お尻などボディの黒ずみ
- ニキビの色素沈着
- あざ(扁平母斑・太田母斑・蒙古斑)
- ADMがある
- 肌が浅黒く炎症後色素沈着のリスクが高い方
- よりリスクを抑えたシミ治療をしたい
- 刺青・タトゥー・アートメイクの除去
ピコウェイの特徴
特徴1 世界最短のパルス幅のピコレーザー
ピコレーザーは、レーザーが発振されている時間(パルス幅)が、超短時間のピコ秒単位のレーザーのことを指しますが、ピコレーザーの機種ごとに、実際のパルス幅が異なります。同じピコ秒の中でも、短ければ短いほど、周辺組織への影響が少なく、ターゲットへは破壊力が高くなり、切れ味よく色素を破壊できると考えられています。
ピコウェイは数あるピコ秒レーザーの中でも、現時点(※)では世界最短のパルス幅(730nm/246ピコ秒)を有しており、メラニンを狙い撃ちする高い破壊力を持つ一方で、周辺部へのダメージは最小限に抑えることができるピコレーザーと考えられています。
※2023年1月
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特徴2 3種の波長を持つ
ピコウエイ®は、532nm、730nm、1064nmの3種類もの波長を持ちます。臨床で使用されているピコレーザーの中で3種も波長があるのは、ピコウエイのみです。(2024年5月時点)
波長は短いほど、浅いところに留まり、長いほど、深くまで届きます。しみもタトゥも人によってメラニンが存在する深さが異なり、ピコウエイは、皮膚表面にある色素班から、異所性蒙古斑など皮膚の深いところに存在する色素病変まで幅広く対応できます。
特徴3 4種類のハンドピースを持つ
ピコウエイは、1064nmと532nmの二つの波長を持つズームハンドピースと、730nmの波長をもつハンドピース、
532nmの波長でフラクショナル照射できるのFusion(フュージョン)ハンドピース、1064nmの波長でフラクショナル照射が可能なResolve(リゾルブ)ハンドピースの4つのハンドピースがあります。
治療の目的によってハンドピースを使い分けます。
特徴4 3種の照射方法が可能
ピコレーザーには、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルと呼ばれる3種の照射方法があり、しみや肌の状態によって使い分けることで、より個々にあった治療方法にすることができます。
●ピコスポットとは
ズームハンドピースの532nmまたは1064nmの波長、あるいは730nmのハンドピースを使って、ターゲットをピンポイントで狙いうちする照射する照射方法です。
小さなしみから大きなしみまで、しみをしっかり除去したい時に使用します。また、そばかす、タトゥー、外傷性刺青、アートメイク、ADM、太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑などの除去にも使用します。
小さなシミから大きなシミまで治療可能で、シミをしっかり除去したい時に用います。
シミの数や部位・状態によって保護テープが必要になり、治療後は基本的にカサブタが出来ます。
特に当院で使用しているピコウェイは、他機種に比べ3つの波長とピコレーザーの中で最も短いパルス幅を持っており、様々な色や深さのタトゥーを効率よく除去できます。
●ピコトーニングとは
ピコスポットで使用するズームハンドピース、あるいは730nmのハンドピースを使用しますが、ピコスポットのようにハイパワーでポイント照射するのではなく、かさぶたが出来ないくらい低出力で顔全体など、一定の広い面積を全体に照射する方法です。
肌全体のトーンアップや、色素沈着、くすみ、肝斑などの治療に使います。
かさぶたができないので、ダウンタイムがないのも特徴です。
●ピコフラクショナルとは
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フラクショナル照射とは、レーザーの1ショットを肉眼では認知できないレベルで分割(フラクショナル)したレーザーにして照射する方法のことです。
ピコウエィには532nmのフラクショナルのFusion(ヒュージョン)と、1064nmのフラクショナルのResolve(リゾルブ)の二つのフラクショナル照射が可能です。
主に532fusionは、メラニンをターゲットとしていて、ピコスポットでは取れにくかったり、強すぎるようなシミやくすみの改善を少ないダウンタイムで改善させるのに向いています。
一方、1064nmは皮膚深部に作用し、真皮の再生を促す力が強いので、ニキビ跡や毛穴、妊娠線、肉割れの治療、あるいは、シワや肌のはりの改善などのリジュビネーション治療に適しています、
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結論
ピコウエイは、多様な悩み状態に対応可能なピコレーザー
以上のピコウエイ特徴、ピコウエィが3つの波長と、4種のハンドピース、3タイプの照射方法が可能である特徴により、これらをかけわせることで、無限の照射プランをデザインすることができます。しみ治療と言っても、しみの程度や状態はもちろん、それが存在するベースの肌の色や、ダメージ度合いなど様々で、治療の成功にはあらゆる条件を加味して治療の設定を考える必要があります。
ピコウエイはほかのピコレーザーにないこのような多様性によって、難しい症例や様々な状態に対応することができます。
ピコレーザーとは
先にピコウエイについて書いていますが、ここからは、改めて、一般的なピコレーザーのお話です。
ピコレーザーとは、パルス幅(レーザーを1ショット照射した時の照射時間)が“ピコ秒”のレーザーです。
ナノ秒の1000分の1のピコ秒(1秒の1兆分の1)という、従来のナノ秒レーザーより更に短い時間で照射が可能になりました。ピコ秒レーザーが臨床で利用されるようになった2010年代前半までは、皮膚のシミやアザ・刺青などの色素治療には、パルス幅がナノ秒のQスイッチレーザーが主流でした。しかし、このナノ秒レーザーは、今も色素治療の王道ですが、その傍らで、ピコレーザーは刺青・タトゥー除去を目的に開発が進められていました。
ピコ秒とは
~1秒の1兆分の1~
ピコ秒がどれくらいの速さなのかというと
1秒の1000分の1=1ミリ秒、
その1000分の1=マイクロ秒、
そしてその1000分の1=ナノ秒、
さらにその1000分の1=ピコ秒です。
つまり、1ピコ秒は「1兆分の1秒」となり、ピコ秒という時間がいかに短い時間であるかということが分かります。
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ピコ秒とナノ秒
~レーザーの違いとは~
レーザーは、パルス幅(照射時間)によって、熱の広がり方やターゲットとなるメラニン色素を破壊するメカニズムが異なります。照射時間が長いと“光熱作用(光が熱に変わる作用)” の影響が強く出て、照射時間が短いと“光機械的作用”が主となりメラニンを破壊します。
従来、色素治療で使用されてきたナノ秒レーザー(Qスイッチルビーレーザー/アレキサンドライトレーザー/ヤグレーザー)は、光熱作用と光機械的作用の両方でメラニンを破壊するため、照射パワーが強すぎると、熱による痛みや火傷・炎症後色素沈着(黒ずみ)のリスクがありました。
一方、ピコレーザーは、「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位の超短時間照射により、光熱作用が少なく光機械的作用が主となったことで衝撃波(光音響効果)が生じ、一瞬にしてメラニンを細かく砕けるため、周囲へのダメージを最小限に、痛みや火傷・色素沈着のリスクを抑えた治療が可能となりました。
![ナノ秒レーザーの光熱作用とピコ秒レーザーの光音響作用の違いを示す図](https://shirono.mbsq.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/pico.jpg)
シミを大きな岩に例えると、ナノ秒レーザー(Qスイッチレーザー)は小石くらいの大きさに砕くイメージで、ピコ秒レーザーは小石をさらに細かく「パウダー状」の微粒子サイズまで粉砕するイメージです。細かく粉砕された色素はマクロファージと呼ばれる掃除役の細胞に貪食され、体の代謝によってリンパ管を通して体外へと排出されます。メラニン色素は細かく粉砕されるほど代謝・排出されやすくなる上に、パウダー状に砕かれた色素は目にも認識されにくくなるので、従来のレーザーよりも綺麗に色素を除去することができるのです。
![](https://shirono.mbsq.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/pico04.png)
![](https://shirono.mbsq.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/pico05.png)
ピコ秒レーザーの
治療イメージ
ピコ秒発振により、ピークパワーが増大するとともに、標的となる色素粒子を衝撃波で微細に破壊することが可能となりました。粉々になった色素粒子は、マクロファージの貧食によって、ゆっくりと体外へ排出されていきます。
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![](https://shirono.mbsq.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/pico02.png)
清家院長がおすすめする理由
パルス幅が世界最短の
ピコウェイを採用
当院ではピコレーザーの中でもパルス幅が世界最短のピコウェイを採用しております。ピコウェイは3種の波長(532nm・730nm・1064nm)を持ち、4種の照射モード(ピコスポット・ピコトーニング・2つのピコフラクショナル)を備えているため、多様な波長と照射モードの組み合わせで治療が可能です。それにより皮膚の浅い層から深い層、様々なタイプのシミや肌タイプ・状態に合わせた細やかなアレンジができ、これまでのしみ・色素治療の限界を超えた、よりご満足頂ける治療を提供できるようになりました。
![清家院長がおすすめする理由](https://shirono.mbsq.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/seike.png)
![清家院長がおすすめする理由](https://shirono.mbsq.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/seike.png)
治療の流れ
1.メイクオフ(顔治療の場合)
診察前にメイクオフ(お化粧・日焼け止め)をお願いいたします。
クレンジングをご用意しておりますので、
ご希望の方はスタッフへお声掛けください。2.髪の毛・眉毛を保護
必要のない部分にレーザーが反応しないようカバーします。
3.照射モードを選択
目的に応じて3種の波長と4種の照射モードから選択します。
4.治療開始
【ピコスポット】
シミなど狙いたい部分にピンポイントで照射します。
【ピコトーニング・ピコフラクショナル】
照射部位全体にまんべんなく照射します。5.クーリング
必要に応じてクーリングを行います。
6.チェック&終了
強い赤みや痛みなど、お肌に異常がないことを確認。
【ピコスポット】
治療部位をテープ保護して終了です。
【ピコトーニング・ピコフラクショナル】
抗炎症剤を塗布して終了です。
治療直後からUVケア・お化粧が可能です。
治療のポイント
所要時間 | 【照射時間】約10分程度 【クーリング】約10~20分 ※治療範囲・照射モードによります |
---|---|
治療間隔 | 2週間~1か月ごと 症状や照射モードによります。 医師の指示に従って通院してください。 |
痛み | 【ピコスポット】 【ピコトーニング】 通常麻酔は必要ありません。 【ピコフラクショナル】 照射の強さ・部位によって表面麻酔の利用をお薦めします。 |
お化粧 | 【ピコスポット】 カサブタが取れてから可能です。 【ピコトーニング】 【ピコフラクショナル】 当日よりメイク可能です。 |
副作用・リスク | 白斑、ほてり、熱感、赤み、症状の悪化 |
治療を受けられない場合 | ・ヘルペス、免疫不全 ・治療部位に強い炎症がある場合 |
注意事項 | 以下に当てはまる方は、 事前にご申告ください。 ・不妊治療中、妊娠の可能性がある ・現在治療中の病気がある ・現在治療中の美容治療がある |
治療費
ピコレーザー
メニュー | 1回料金 | コース |
---|---|---|
しみ / 直径5㎜未満 | 5,500円 | --- |
しみ / 1cm×1cm | 22,000円 | --- |
ほくろ / 1㎜ | 11,000円 | --- |
ほくろ / 8㎜以上(一律) | 88,000円 | --- |
あざ / 1cm×1cm | 11,000円 | --- |
アートメーク / 1cm | 11,000円 | --- |
刺青 / 1cm×1cm | 11,000円 | --- |
刺青 / 10cm×10cm | 110,000円 | --- |
面積 / 1cm×1cm | 11,000円 | --- |
ピコトーニング / 顔全体 | 44,000円 | |
ピコトーニング / 両頬+鼻 | 27,500円 | |
ピコフラクショナル532 / 顔全体 | 66,000円 | |
ピコフラクショナル532 / 両頬+鼻 | 44,000円 | |
ピコフラクショナル1064 / 顔全体(美肌モード) | 66,000円 | |
ピコフラクショナル1064 / 両頬+鼻(美肌モード) | 44,000円 | |
ピコフラクショナル1064 / 顔全体(にきび跡・傷跡モード) | 88,000円 | |
ピコフラクショナル1064 / 両頬+鼻(にきび跡・傷跡モード) | 66,000円 | |
ピコフラクショナル1064 / 下腹部 | 66,000円 | --- |
ピコフラクショナル1064 / ヒップ | 66,000円 | --- |
監修医師
![](/images/common/seike.jpg)
Junko Seike清家 純子 院長
- 1993年
- 関西医科大学医学部卒業、
同年 京都大学医学部付属病院形成外科教室入局 - 2001年
- シロノクリニック入職
シロノクリニック大阪院 院長に就任し、21年半、院長を務める - 2023年1月
- シロノJクリニック開設
- 日本レーザー医学会
- 日本形成外科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容皮膚科学会
- ほか
- サーマクール認定医
- ウルセラ認定医
- ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
- ガルデルマ認定レスチレン(ヒアルロン酸注入剤)トレーニングドクター
- ほか