logo

にきび

複合的な治療で
ニキビに悩まない肌へ

ニキビは、誰もが一生に一度は経験する、最もありふれた皮膚疾患です。命に係わるような病気でないものの整容的なコンプレックスとなることが多く、メンタルへ影響を及ぼすことがあり軽視できない悩みです。ニキビの状態や症状、改善しない理由も様々で、ニキビに悩まない肌を手に入れるには状態と原因を理解し、それに適した治療を行うことが大切です。

当院では、レーザー治療・光治療・ピーリング療法など、ニキビに対する様々な治療方法をご用意しており、色んな角度からアプローチする複合治療を得意としております。
「なぜ治らないのか」を一緒に考え、適した治療法・スキンケア・メンテナンス方法などトータルにご提案いたします。

カウンセリングのご予約はこちら

ニキビができる
メカニズムとその状態

ニキビは慢性的な皮膚の病気で、医学的には痤瘡(ざそう)と言います。その発症因子としては、過剰に皮脂が作られることや毛穴の角質が増えすぎること、ホルモンバランス・ニキビ菌の感染が重要な要素です。

思春期やストレスで男性ホルモンが増えると、皮脂腺が刺激され過剰に皮脂が分泌されます。過剰な皮脂は、その組成や分解産物によって細菌に感染しやすくなり、角質の角化異常(角質が増えすぎる)をきたします。増えすぎた角質は毛穴を塞ぎ、ますます毛穴に皮脂が溜まり、にきびが形成されるのです。初期の面皰(白ニキビ)はこの状態で、毛穴の常在菌であるニキビ菌(アクネ桿菌)が、皮脂に含まれるトリグリセリドという成分を分解すると遊離脂肪酸が生成されます。これが細菌とともに毛穴を破壊して炎症反応が起き、赤にきびへと変化していきます。

このような発症メカニズムにはストレス・遺伝的な素因・食事・化粧品・煙草など、外因的な因子が複雑に関与して悪化したり治まったりを繰りかえします。ニキビを正しくケアするためには、肌の状態や原因を把握することが大切です。ニキビにもステージがあり、状態によって治療法も異なります。まずは自分のニキビの状態を把握し適切なケアを行いましょう。

ニキビの状態には白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・ニキビ跡などがあります。医学的な表現や分類は別のものがありますが、ここでは、分かりやすいようニキビの状態状態ごとの対処法をあげています。

白ニキビ(閉鎖面皰)

所見:毛穴が閉じて膨らんだ状態で黄白色

毛穴が塞がり、皮脂腺から分泌された皮脂が出口を無くして詰まり、毛包がふくらんだ「閉鎖面皰(へいさめんぽう)」と呼ばれる状態。
溜まった皮脂が盛り上がり、皮膚の表面にその頭が白くポツンと見える状態を言います。

対処法
不潔な手で触れると炎症を起こし悪化するため、自分で潰そうとしたり不用意に触れてはいけません。丁寧な洗顔やクレンジングを心掛け、肌を衛生的に保ちましょう。
ピーリング作用のある洗顔料や化粧水などで、適度に角質ケアも有用です。

黒ニキビ(開放面皰)

所見:毛穴は開きコメド(にきびのシン)が黒くなっている

詰まった皮脂が毛穴を押し広げ開き、詰まっているものが黒く見える状態を言います。黒い色は、毛穴の中で異常に増えた角化細胞と一緒に移送されてきたメラニン色素と考えられています。

対処法
炎症性のニキビ(赤ニキビ)に進展する手前の状態です。不潔な手で不用意に触れたりせず、洗顔やクレンジングで汚れを丁寧に落としましょう。改善しない場合は、早めに治療の相談をしましょう。

赤ニキビ(丘疹)

所見:ニキビが赤みを帯び炎症を起こしている

毛包内には「アクネ桿菌」や「アクネ菌」と呼ばれるニキビの炎症に関与するニキビ菌が棲みついています。この菌は、酸素が少ない場所と皮脂を好み、閉鎖され皮脂が溜まった毛穴は、アクネ菌の格好の生息条件で、面皰内で活性化します。活発化したアクネ菌は、皮脂を分解し遊離脂肪酸を産生します。遊離脂肪酸は毛穴の組織を刺激し破壊するため、炎症が生じ赤く腫れた状態を言います。痛みやかゆみを伴う場合があります。

対処法
不要な刺激を与えないよう、低刺激性の洗顔やクレンジングを使って肌を清潔に保ちましょう。低刺激性の化粧水や乳液などで保湿し、炎症が助長しないように心がけましょう。自己流のケアに頼り過ぎず、この段階では早めに医療機関を受診することをオススメします。

化膿ニキビ(膿疱)

所見:赤く腫れ、膿(うみ)をもっている

赤ニキビの炎症が増悪し膿を持った状態で、進行すると毛穴の周囲の組織が破壊されダメージが真皮にまで及び強い痛みを伴います。

対処法
刺激を与えないよう注意し、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

ニキビ跡

所見:急性期の赤みとは異なり、ややダークな赤みや凹み・色素沈着が見られる

赤ニキビや化膿ニキビの炎症が強く長引くとダメージが毛穴だけでなく毛穴周辺の真皮まで及び、クレーター状に凹んだ瘢痕になり皮膚が硬くなったり、炎症が引いても赤みや色素沈着を残します。このようなニキビ跡を、ニキビ瘢痕・炎症性紅斑・炎症性色素沈着と言います。

対処法
赤み・色素沈着
ターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)を
活性させるケアを心掛けましょう。

凸凹(クレーター)
セルフケアでは治らないため、ニキビの段階で正しいケアをしておく必要があります。凸凹にならないために、自己流セルフケアに頼らず医療機関で早めに治療を受け悪化を防ぎましょう。
万が一、にきび跡になってしまった場合でも、当院には治療方法がありますので是非ご相談ください。

部位別ニキビとその原因


・ホルモンバランスの崩れ ・髪の毛の雑菌

 
・胃腸虚弱        ・便秘
・肝臓機能の低下     ・ストレス
・糖分や脂肪分のとりすぎ
    
口周り
・生理の影響       ・胃腸障害
・ビタミンB不足     ・ストレス
・冷え性

あご
・生理の影響       ・冷え性
・腸の問題        ・貧血
・カルシウム不足


・ホルモンバランスの乱れ ・衣類の刺激

思春期にきび・
アダルトにきびの違い

ニキビは10代の思春期だけでなく、20~30代からできる人もいます。そして性ホルモンとも深い関係があります。特に思春期には、成長に伴うホルモンの変化があり、成人以降に見られる大人(アダルト)ニキビは、ストレスによるホルモンバランスの乱れが指摘されています。

思春期ニキビの特徴

思春期は、身体の成長に伴いホルモンの分泌が盛んになり皮脂分泌が活発化します。過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、皮膚常在菌のアクネ桿菌(アクネかんきん/プロピオニバクテリウム・アクネス)が繁殖しやすく、ニキビが出来やすい状態です。 皮脂の分泌量が特に多いTゾーン(額から鼻にかけてT字に形どられた部分)をはじめ、頬全体に広がることが多いです。スキンケアの知識が追い付いてないことが多く、それが悪化の原因になっていることがあります。

対処法
正しいスキンケアの知識を学びましょう。

アダルトニキビの特徴

ストレスによるホルモンの乱れ、食生活・睡眠などの生活リズムの乱れ、煙草、スキンケア不足、遺伝的素因など様々な要因が複雑に絡み合って出来ます。季節関係なく一年中、口周りやアゴにかけてのフェイスラインに症状が出やすい傾向があります。

対処法
原因となっている要因を把握し出来るだけ改善することが大切です。食生活やスキンケアを見直し上手くストレス解消すること。
難しい場合はクリニックにご相談ください。

ニキビの予防と対策

ニキビを作らないため予防と対策をしっかり行いましょう。基本的な事として、今一度自分の生活習慣を見直しましょう。

  1. 1. スキンケア

    ・面倒だからといってメイクや日焼け止めクリームを塗ったまま寝ないこと。脱脂力の強いクレンジング剤はかえって皮脂を取りすぎてしまうこともあるので注意しましょう。
    ・洗顔はしっかり泡立てて、泡で顔を包むようなイメージでやさしく洗うこと。決してゴシゴシ洗わないように。すすぎが不十分でもニキビになるので、すすぎ残しがないようにしましょう。タオルで水分をふき取るときも、こすらないで押さえるようにしてふき取りましょう。
    ・洗顔後は保湿することが大切です。肌にしっかり水分を与えて、肌の水分と油分のバランスを保ちましょう。
    ・日焼けに注意しましょう。

  2. 2. 睡眠・生活リズム

    ・夜更かしや睡眠不足は自律神経が不安定になり、ホルモンバランスが乱れる原因になるので避けましょう。できれば夜10時~夜中2時までの間に睡眠をとるようにしましょう。寝ている間に成長ホルモンが分泌され、肌の回復に効果的です。
    ・便秘に注意しましょう。便秘になると消化された食物が腸内に長く滞留し有害物質を発生します。その有害物質によって肌荒れを引き起こします。毎日規則正しい排便習慣を身につけましょう。
    ・ストレスに注意しましょう。ストレス発散法を見つけ気分転換しましょう。ストレスが溜まるとホルモンバランスも崩れやすくなります。ホルモンのバランスの乱れはニキビに大いに関係します。生理不順なども注意が必要です。婦人科に相談しましょう。
    ・シャンプーなどはしっかりすすぎ、洗い残しのないように注意しましょう。
    ・整髪剤の使用や髪型(顔にふれないなど)に注意しましょう。
    ・タオルや枕カバーなどはこまめに洗濯し、常に清潔なものを使用しましょう。
    ・適度な運動を心掛けましょう。運動はホルモンバランスを整え、健康的な肌の維持に関与します。

  3. 3. 食事

    ・無理なダイエットは控えましょう。
    ・脂っこい食事や甘いもの、お酒は控えめにしましょう。
    ・夜遅くの飲食は控えましょう。
    ・規則正しい食生活(1日3食)を心掛けましょう。
    ・バランスのとれた食事を心掛けましょう。
    ・ビタミン、ミネラル、食物繊維たっぷりの食事をしましょう。ビタミンやミネラルには美肌効果があり、食物繊維を摂ることで便秘も解消されます。

定額制
ニキビ徹底治療プラン

プラン料金 54,780円(税込)

【期限】治療開始日より1か月間

※定額制 ニキビ徹底プランについて
・状態に応じて上記以外の治療法が適応となる場合もあります。その際は別途お費用が発生いたします。
・状態によって上記治療回数以上に治療が必要となった場合は別途お費用が発生いたします。
・治療回数が満たない場合でも、定額制のため返金はいたしかねます。
・割引・ポイントは対象外となります。

オプション

※定額制 ニキビ徹底治療プランをご契約の方のみ特別価格でお受けいただけます。

■ 炭酸ガスレーザー(ニキビ20個)
 5,500円 → 4,400円
・ニキビ注射(6回コース)
 19,250円 → 15,000円(2,500円/1回)
・高濃度メガビタミンC点滴 15,000mg
 19,800円 → 15,000円
・にきびフォトシルク(顔全体)
 33,000円 → 20,000円
・ゼオスキン
 単品購入 5%割引

※全て税込表記です。

治療方法

レーザー治療

  • レーザー治療
    炭酸ガスレーザー

    ニキビの膿や皮脂を排出し炎症を鎮めます。
    炭酸ガスレーザーを毛穴が閉鎖して膨らんだ白ニキビや、炎症を起こしている赤ニキビに照射して小さな穴をあけることで、毛穴の中から膿や皮脂が排出され炎症が鎮まりやすく、腫れや膨らんだ状態を素早く治めるのに適しています。またレーザーの熱でニキビ菌を殺菌します。ニキビ菌を抑えるピュアアクネスと併用すると、より効果的です。

    詳細を見る

熱・光治療・他機器治療

  • 熱・光治療・他機器治療
    ピュアアクネス

    ニキビ菌を抑えて根本的にニキビを改善。
    ニキビの原因菌であるアクネ桿菌を減らす作用がある光治療器です。ピュアアクネスの光は、アクネ桿菌が産生するポルフィリン(有機化合物)という物質に吸収され、活性酸素を発生させアクネ桿菌を死滅させます。ニキビはアクネ桿菌が増えすぎていることが一つの悪化原因の為、定期的に行いアクネ菌を抑制する事でニキビが出来にくい肌へと導きます。

  • 熱・光治療・他機器治療
    フォトシルクプラス

    ニキビの赤み・色素沈着を吸収分解!
    フォトシルクプラスの光は、血管やニキビの赤みに吸収され、炎症性のニキビやニキビ跡の赤みを改善・予防する効果が期待できます。肌の新陳代謝を良くする作用がある為、ニキビの炎症後色素沈着も改善させます。さらに、コラーゲンを産生する作用もあり、ニキビ肌を美肌へと変えていきます。

  • 熱・光治療・他機器治療
    シルファームX

    新しいコンセプトのマイクロニードルRF治療器。オートマチックに穿刺される25本の極細針からRF波(ラジオ波)が照射され、RF波の熱により皮脂腺が小さくなり過剰な皮脂分泌が抑制されることで、ニキビが改善します。また、熱刺激により肌が再生されるため、ニキビの赤み・ニキビ跡の凹凸の改善も期待できます。

メディカルエステ

  • メディカルエステ
    クリスタルピーリング

    150ミクロンの酸化アルミニウム(通称:アルミナ)という細かい粒子を皮膚に吹きかけ同時に吸引することで、皮膚表面の古い角質を物理的に除去するピーリングです。酸などの薬剤を使わないため、一般的なケミカルピーリングが肌に合わない方でも受けていただきやすいピーリングです。毛穴の皮脂詰まり・角質を解消し、ニキビが出来にくい肌へ導きます。

  • メディカルエステ
    ミルクピール

    「グリコール酸/乳酸/サリチル酸」3種類の酸を配合した医療機関専用のピーリング剤。
    古い角質を取り除いて肌のターンオーバーを正常化させます。複数の酸の配合により、働きがそれぞれ違う酸の効果が期待できるため、より効果的でありながら赤みや皮ムケなどのダウンタイムが少ないのが特徴です。定期的に行う事で肌のターンオーバーが正常化され、肌のくすみ・ざらつき・小じわ・にきびの改善が期待できます。

  • メディカルエステ
    プロフェッショナルピール

    ミルクピールの進化したバージョンです。
    「グリコール酸/乳酸/サリチル酸」3種類の酸を配合した医療機関専用のピーリング剤。
    古い角質を取り除いて肌のターンオーバーを正常化させます。複数の酸の配合により働きがそれぞれ違う酸の効果が期待できるため、より効果的でありながら赤みや皮ムケなどのダウンタイムが少ないのが特徴です。定期的に行う事で肌のターンオーバーが正常化され、肌のくすみ・ざらつき・小じわ・にきびの改善が期待できます。

注入治療

  • 注入治療
    美容点滴・美容注射

    レーザー治療など外側からのケアだけでなく、注射・点滴での内側からのケアもプラスする事で複合的に治療効果を高めることが出来ます。強力な抗酸化力でニキビ菌にも負けない体内ケアが出来る、ニキビ注射や高濃度メガビタミンC点滴などがオススメです。

スキンケア・内服・その他

  • スキンケア・内服・その他
    イソトレチノイン(内服薬・外用薬)

    イソトレチノインとは、トレチノイン/レチン/レチン酸などと呼ばれることもあるビタミンA酸です。難治性の重度のニキビ治療薬として、FDA(米国の日本の厚生省にあたる政府機関)の認可を受けており、米国以外にも海外では広く使われており、ロアキュタン/アキュテイン/イソトレイン等の名前で販売されています。内服薬と外用薬があり重度のニキビの場合に使用します。

  • スキンケア・内服・その他
    スピロノラクトン(アルダクトンA)内服薬

    スピロノラクトンは、男性ホルモンの作用を阻害する作用があります。男性ホルモンは皮脂分泌を増やす作用があり、過剰な皮脂分泌がニキビの原因となっている場合があります。
    スピロノラクトンによって男性ホルモンの作用が低下すると、過剰な皮脂分泌が抑えられ、ニキビが改善するケースがあります。
    オイリー肌の成人女性のニキビに適しています。

治療費

にきび

炭酸ガス(CO2)レーザー

メニュー 1回料金 コース
にきび / 20個以内 ※ 11,000円

---

ピュアアクネス

メニュー 1回料金 コース
顔全体 13,200円
ハーフ 8,800円
8,800円

---

あご下 4,400円

---

顔全体+あご下 15,400円
顔全体+首 19,800円
背中1/2 19,800円
背中1/4 13,200円

フォトシルクプラス

メニュー 1回料金 コース
ニキビフォトシルク / 顔全体 33,000円
ニキビフォトシルク / 両頬+鼻 22,000円

シルファーム X

メニュー 1回料金 コース
顔全体 66,000円

クリスタルピーリング

メニュー 1回料金 コース
顔全体 13,200円
ハーフ 8,800円
8,800円

---

あご下 4,400円

---

顔全体+あご下 15,400円
顔全体+首 19,800円
背中1/2 19,800円
背中1/4 13,200円

プロフェッショナルピール / ミルクピール

メニュー 1回料金 コース
顔全体 16,500円
背中1/2 22,000円
背中1/4 16,500円

美容点滴

メニュー 1回料金 コース
メガビタミン点滴 / 20g 23,650円

美容注射

メニュー 1回料金 コース
ニキビ注射 (αリポ酸注射) 3,850円

監修医師

Junko Seike
清家 純子 院長

経歴
1993年
関西医科大学医学部卒業、
同年 京都大学医学部付属病院形成外科教室入局
2001年
シロノクリニック入職
シロノクリニック大阪院 院長に就任し、21年半、院長を務める
2023年1月
シロノJクリニック開設
所属学会・資格
  • 日本レーザー医学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • ほか
その他
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
  • ガルデルマ認定レスチレン(ヒアルロン酸注入剤)トレーニングドクター
  • ほか
LINE予約
Web予約
電話予約