いびき・無呼吸症候群

Snoring

さまざまな病気を誘発して、
深刻な症状に発展する前にご相談ください

いびきは睡眠中に異様な呼吸音を発し、それに伴う睡眠時無呼吸症候群は一時的に呼吸が停止する病気です。放置しておくと時に睡眠中に突然死をしたり、高血圧や心不全、不整脈、睡眠不足の原因や慢性疲労症候群を引き起こす原因の1つと考えられています。今まで治療が困難とされたいびきもレーザー治療で解消できます。

レーザー治療の特徴

これまで、治療といっても外科手術以外に打つ手がなかったような状況の中で登場したのが、レーザーによる治療法です。欧米では、いびきのレーザー治療が早くも20年以上前より始まっており、治療法も確立しています。安全・確実で、効果は従来の外科手術以上という報告が数多く出されています。

レーザーによるいびき治療の原理は、外科治療と同様です。喉の口蓋垂(喉チンコ)と口蓋弓(喉チンコの左右)のたるんだ粘膜に対して、少しずつレーザーを照射しながら除去していきます。気道が広がることで、喉の粘膜の震えが抑えられ、いびきや無呼吸が軽減します。治療は10~15分程度と簡単なものです。

シロノJクリニックでは、目的の粘膜以外にレーザーが照射されないよう、特殊な装置を用いて照射します。この装置が周囲や奥にある組織を保護するため、いびきの原因となっている粘膜だけを的確に照射することができるため、安全な治療を行うことができます。また、痛みがほととんどなく、出血もないという点がレーザー治療の特徴です。喉の表面に、スプレーによる表面麻酔と注射による局所麻酔を行うため、治療中はほとんど痛みを感じることはありません。

外科手術でどうしても必要な全身麻酔も、切除した跡の縫合も、レーザー治療では一切必要ありません。仕事で忙しい方も、手術が怖い方も、日帰り治療で安心していびきの治療をお受けいただくことができます。いびきをかかない睡眠は安眠をもたらし、身体の疲れを十分に癒します。すがすがしい朝を毎日迎えて、仕事や生活への活力が生まれることをご実感いただけます。

レーザー治療のメリット

治療時間が短く、入院の必要がない

照射時間は10~15分程度と短く、治療終了後は歩いてお帰りいただけます。

出血がほとんどない

レーザーには血液を凝固する止血作用がありますので、出血はほとんどありません。

治療時の痛みがほとんどない

レーザー照射時は麻酔がしっかりと効いているため、痛みを感じることはほとんどありません。

麻酔による負担がない

スプレーによる表面麻酔と注射による局所麻酔を行うため、麻酔による体への負担はほとんどありません。

シロノJクリニックのいびき治療

治療実績

喉の構造は複雑なため、高度なレーザー照射技術が問われます。的確に照射することはもちろんですが、患者さまの体勢や負担を考え、短時間で治療を終わらせることを重視しています。そのためには、豊富な経験を持つ、熟練した医師の技術が必要です。

専門知識と確かな技術

レーザーの性質をよく理解してるため、レーザーの利点を最大限に生かし、安全で負担のない、痛くない治療を提供しています。

安全性を重視した特殊なレーザー

目的の粘膜以外にレーザーが照射されないよう、特殊な装置を用いて照射します。この装置が、周囲や奥にある組織を保護するため、いびきの原因となっている粘膜だけを的確にレーザーを照射することができます。機器の安全性は15年前から飛躍的に向上を続け、安心して治療をお受けいただけるようになりました。

治療の効果

治療後は、ほとんどの方が大幅にいびきを改善することができます。従来のいびきを10とすれば、症状のひどい方でも2~3程度まで軽減することができます。睡眠時無呼吸症候群は、ほとんど解消されるといってよいでしょう。

ただし治療したからといって、翌日からすぐにいびきが無くなるわけではありません。2~3週間程度は喉が腫れたりむくみを伴うため、一時的にいびきの音が大きくなる場合があります。この腫れやむくみが取れてからご実感いただけます。(1カ月も経過すれば、ほとんど気にならない程度になります)

治療後について

治療後1週間程度はヒリヒリした痛みが続くことがありますが、入院加療の必要は一切なく、1カ月後の検診をお受けいただくだけで大丈夫です。もちろん副作用なども一切ありません。麻酔による障害の心配もありません。ごく稀に治療後に出血することがありますが、にじむ程度の出血のため安静にしていれば止まります。

外科治療(手術)との比較

近年ではいびきが病気として捉えられ重要視されるようになってきました。10年前までは、一般の人はもちろん医師ですら病気としてとらえるケースは稀でした。大学病院などでは、睡眠時無呼吸症候群と診断されたときにだけ、いびきの手術を行うという状況でした。

いびきの手術は、一見、簡単な手術のように聞こえますが、これが実は大手術なのです。手術時は全身麻酔を行います。術後は縫合のため絶対安静にし、傷口が癒着するまで入院を伴います。全身麻酔のリスクや出血に伴う身体の負担と入院を考えると、負担も時間もかかる大変な手術となります。健康保険は適用されますが、レーザー治療の方が優れているといえるでしょう。

いびきのレーザー治療「LAUP」とは

LAUPとは、Laser Assisited Uvula Palatoplasty の略語で、レーザー口蓋垂口蓋弓形成術といいます。レーザーを使って、部分的に切って咽頭を広げる方法です。喉の口蓋垂(喉チンコ)と口蓋弓(喉チンコの左右)の粘膜に対して、少しずつレーザーを照射しながら除去していくことで、空気の通り道を上下左右に広げることができます。気道が広がると、喉の粘膜の震えが抑えられ、いびきや無呼吸が軽減します。

治療は10~15分程度で、痛みがほとんどなく、出血もありません。喉の表面に、スプレーによる表面麻酔と注射による局所麻酔を行うため、治療中はほとんど痛みを感じることはありません。痛みに弱い方は、医師にご相談ください。さらに痛くない治療法を提供します。

治療前

もっと知りたい”いびき”のお話

いびきとは

睡眠中に軟口蓋(なんこうがい)※(喉のすぐ上の軟らかい部分)や咽頭(いんとう)や鼻などの壁や分泌物などが、呼吸に伴って発する振動音や摩擦音をいいます。起きている時の呼吸は鼻を通して行われますが、睡眠中は口呼吸も加わります。睡眠中は筋肉の緊張が緩み軟口蓋が下垂し、舌も奥のほうに落ち込み気道が狭くなるため、呼吸気が通るときに壁面が振動することで音が出る、これがいびきです。吸気のときよりも呼気のときに音が大きくなることが多く、睡眠が深くなるとその傾向がさらに大きくなるのが特徴です。
※軟口蓋とは、喉のすぐ上の軟らかい部分のことです。

いびきは“体の危険信号”

寝ているときに、どれくらいいびきをかいているのか、どんな音が出ているのか、自分では知ることができません。いびきの大きな特徴は、本人が自覚できないということです。そのため、自分でいかに防ごうと思っても、その方法はほとんどありません。また困ったことに、いびきの音は他人に迷惑をかけてしまいます。いびきが原因で離婚したという話は国内外を問わず聞こえてきます。それでも、いびきが身体に何の害も与えないのであれば問題はないのですが、知らないうちに私たちの身体をむしばんでいく場合があるため厄介です。
ここ近年、耳鼻咽喉科などの専門医がいびきについてさまざまな研究をした結果、いびきは私たちの身体に悪影響を及ぼすものだということが判明しました。最近とくに問題になっているのは、いびきが慢性疲労症候群や自律神経失調症の原因の一つになっているのではないかということです。特に、子供の突然死や老人が寝床で息を引き取るといった原因が「実はいびきではないか」という説が有力になってきています。いびきが正常な呼吸音ではないことを証明することです。

いびきは活力を奪う

いびきをかいているとき、私たちの睡眠はどのようになっているでしょうか。人間の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠とは、身体は眠りに入っているものの脳の働きはまだ十分に眠っていないという状態、ノンレム睡眠とは、完全に熟睡した状態をいいます。健康な人の場合は、比較的浅いレム睡眠から入って、徐々に深いノンレム睡眠へと移っていきます。ところが、いびきをかく人は、ノンレム睡眠に入る前に息苦しくなったり、自分のいびきの音に驚いたり、途中で目を覚ましてしまったりすることが多くなかなか熟睡できないのです。
人間は熟睡して十分な休養をとらなければ、元気よく仕事をすることはできません。いびきは慢性の寝不足状態を作り出しているといえます。睡眠不足になると脳が十分に働かず、判断力が鈍ったり集中力が途切れたりします。居眠りの危険もあり、私たちの活力を確実に奪っていくのです。

最新レーザー いびき・無呼吸症候群治療

炭酸ガスレーザー

治療が困難とされていた”いびき”もレーザー治療が解消!

炭酸ガスレーザーは、炭酸ガスを発振物質とした、発振効率のよいレーザーです。水分の多い組織を無差別に加熱し、蒸散させたり炭化させたりします。周囲組織への熱による損傷が比較的少なく、治療部位だけの組織を蒸散させる作用があります。