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いぼ・汗管腫・脾粒腫

いぼ・汗管腫・脾粒腫は

レーザー治療が
お勧めです

俗にいぼと呼ばれるものには様々なものがあります。ウイルスが原因の尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)、脂漏性角化症とよばれる、シミが盛り上がったタイプのもの、加齢によってできるスキンタッグなど、顔や体にできる盛り上がった出来物を一般にイボと呼んでいることが多いようです。
また、イボ以外に、目の周りや額にできやすい汗管腫や、白い小さな内包物を含む脾粒腫など、ブツブツした出来物に悩んでいる方も多く、それらはレーザー治療が可能です。
レーザー治療は、切除手術・液体窒素などの治療方法に比べ、傷跡や色素沈着のリスクが少なく、治療後の回復も早い傾向があり、レーザー治療をお勧めしています。

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いぼ・汗管腫・脾粒腫(ひりゅうしゅ)概要・治療の特長

いぼ・汗管腫・脾粒腫の治療は基本的に炭酸ガスレーザーで除去します。炭酸ガスレーザーは10,600nmの波長を持ち、水に吸収されやすい性質を持っているため、皮膚に照射すると、皮膚組織内の水分に吸収されます。その際、強い熱エネルギーが発生し、一瞬のうちに組織を蒸散させます。同時に周辺組織が凝固し、病変部以外へのダメージが、電気凝固法や液体窒素による治療に比べて、少ないのが特徴です。治療時間も短時間ですみ、身体への負担が少ないのもメリットです。

イボ・盛り上がりについて

肌にぶつぶつなどができるスキントラブルがあります。

脾粒腫(ひりゅうしゅ)

目の周囲によく見られる、首の周りやワキの下にもできる米粒くらいの大きさのいぼ状のぶつぶつのことをいいます。
白にきびのような1ミリくらいの盛り上がりが特徴で一見にきびのように見えますが、毛穴がないのでにきびのように圧出して中身を出すことはできません。
内容物には皮脂や、ケラチンという成分などが含まれています。良性脂肪塊なので転移の心配がなく、元々は皮膚の一部です。白髪のように年齢に比例して増えていく方もいます。スキンタッグとも呼ばれ、中高年の女性によく見られます。

汗管腫(かんかんしゅ)

汗を発生させるエクリン腺の細胞が、増殖して皮膚表面に盛り上がる良性の皮膚腫瘍のことをいいます。
原因としては、遺伝性が指摘されていますが、はっきりしたことは判明していません。中年以降の女性に多く見られ、まぶたの上やとくに下まぶたにできやすいといわれています。
米粒くらいに盛り上がったぶつぶつで増えてくると、寄り集まって少しずつ大きくなり、塊となって目立ち、整容的な面で治療を希望される方が多いです。

ウィルスが原因のいぼ

尋常性ゆうぜい

タコやウオノメとは違い、大きさは5~8ミリ程度で半球状に盛り上がり、表面は灰白色をしているヒトパピローマウィルスが原因の硬いイボのことをいいます。
自己療法で対処しても効果がなく、いよいよ大きくなってからご来院される場合も少なくありません。転移という認識がないので、手でむしったりすると他の部位に同じような症状が出てきます。
足の裏だけではなく、手指、鼻、膝など皮膚のどこにでも出来ます。
放置すると、隣の指に感染したり、大きくなると変形したりすることもあります。

青年性扁平ゆうぜい

若い方の顔面、頚部、手背、腕などにできやすい傾向があります。パポバウィルス群のヒト乳頭腫ウィルスの感染によってできる、表面は平らで、大きさは2~5ミリ程度の少しだけ盛り上がった茶色のイボのことをいいます。一見しみと間違えやすく、ひっかいたりすると、線状に広がってしまうことがあるので注意が必要です。
湿疹やにきびと誤診されて悪化する場合も非常に多くみられます。

コンジローム

ヒトパピローマウィルスが原因の成人の陰部周辺に発生するいぼのことをいいます。始めは小さいのですが、徐々に寄り集まってカリフラワー状に大きくなっていくのが特徴です。
常に再発性が高い病気で完治するまでに1ヵ月に1回の治療で半年から1年かかる場合がほとんどです。
性行為などにより感染します。

その他のいぼ・いぼ状の病変

水いぼ

ボックスウィルス群に属する伝染性軟属腫ウィルスの皮膚感染による、伝染性のできもののことをいいます。俗に"水イボ"と呼ばれているものです。乳児から小児に好発する良性のウィルス性腫瘍でもあります。感染力はそれほど強くありませんが、人から人への直接感染の他に、タオルなどを介する感染も考えられます。米粒程度の丸くやわらかいできものです。
放置しても問題ありませんが、感染する場合があるため、早めに治療することをお勧めします。

老人性ゆうぜい(脂漏性角化症)

中年以降に多くみられる皮膚の良性腫瘍の一種で、いわゆるしみ、平な老人性色素斑が盛り上がったような状態で、皮膚の表皮の角化細胞が増殖し、イボのように見えます。
茶褐色で平らに盛り上がり、脂漏部位である顔や頭部によくできますが、体幹にもみられます。

老人性角化腫(日光性角化症)

加齢によって生じるいぼのことをいいます。老人性イボともいいます。黒く表面がガサガサの腫瘤で、放置すると盛り上がりが強くなることもあります。
紫外線により引き起こされた表皮を構成する細胞ケラチノサイトが異常に厚く堅くなったもので、顔面や手、背中に多くみられます。自覚症状がない方が多いのですが、軽度の痒みを伴う場合が稀にあります。
徐々に拡大し、表皮の肥厚・萎縮・びらん・角化などの変化が混在するようになると、一部は皮膚癌の一つ、有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん)に移行する場合がありますので、早めに専門医を受診されて、組織検査を受けることをお勧めします。

軟線維腫

皮膚組織が盛り上がってできる柔らかい良性腫瘍の一種です。アクロコルドン、スキンタッグとも呼ばれ、付け根がくびれて茎になった先に腫瘤が垂れ下がったような形が特徴です。ワキの下や股の付け根、女性の陰部によくできます。

ウオノメとは?
ウオノメは外部からの刺激を慢性的に受けることによってできやすい皮膚の病変です。足の裏や足の指の背などによく見られます。
角質化した皮膚が、皮膚の深部にまで円錐状に食い込み、がっちり根づいた状態で、それが魚の目玉のように丸くなった形をしているところからつけられた名称です。

形状はタコやマメと似ていますが、大きな違いは、圧迫すると非常に強い痛みを伴います。目のようにくぼんだ中央部を囲むように周辺の皮膚が盛り上がり、内部はクサビを打ち込んだ状態になっています。

治療方法

レーザー治療

  • レーザー治療
    炭酸ガスレーザー

    主に炭酸ガスレーザーを用いて、いぼ・盛り上がり部分を蒸散させます。レーザー治療なので出血もほとんどなく、いぼ・盛り上がり部分以外の組織を傷つけずに治療を行います。
    治療後は1週間程度カサブタになります。カサブタは自然にとれますが、赤みや多少陥没する場合もあります。皮膚が再生されていき、3~6ヶ月ほどで皮膚表面がほぼ平らになり、治療跡も目立たなくなっていきます。

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  • レーザー治療
    Qスイッチヤグレーザー

    扁平で薄茶色のいぼなどはQスイッチヤグレーザーで治療する場合もあります。
    Qスイッチヤグレーザーは、メラニン色素に反応するので、周囲の組織を傷つけることなく、いぼの色素だけ除去することができます。

治療費

いぼ・汗管腫・脾粒腫

炭酸ガス(CO2)レーザー

メニュー 1回料金 コース
もりあがり / 汗管腫 / 赤いぼ 1個 5,500円

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いぼ(5mm未満) 5,500円

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いぼ(5mm以上) 11,000円

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ウイルス性いぼ / ウオノメ(10mm未満)1個 17,600円

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ウイルス性いぼ / ウオノメ(10~15mm未満)1個 35,200円

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ウイルス性いぼ / ウオノメ(15mm以上)1個 44,000円

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アクロコルドン / 脾粒腫(1~10個まで、1個あたり) 5,500円

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アクロコルドン / 脾粒腫(11個目以上、1個あたり) 2,750円

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汗管腫 1個 5,500円

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粉瘤 / アテローム(5mm以下)1個 11,000円

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脂腺増殖症 / 静脈湖 1個 11,000円

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監修医師

Junko Seike
清家 純子 院長

経歴
1993年
関西医科大学医学部卒業、
同年 京都大学医学部付属病院形成外科教室入局
2001年
シロノクリニック入職
シロノクリニック大阪院 院長に就任し、21年半、院長を務める
2023年1月
シロノJクリニック開設
所属学会・資格
  • 日本レーザー医学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • ほか
その他
  • サーマクール認定医
  • ウルセラ認定医
  • ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
  • ガルデルマ認定レスチレン(ヒアルロン酸注入剤)トレーニングドクター
  • ほか
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