いびき
レーザーで解消できます
いびきは、咽頭(喉)が何らかの原因で狭くなり、息を吸う際に狭くなった部位を空気が通過する時に喉が振動して発生する音です。
特に睡眠時は喉の筋肉が緩むため、起きている時より喉が狭くなりやすくなります。
周りに迷惑をかけるだけでなく、自身の睡眠の質を低下させ日常生活へ影響を及ぼします。さらに酷くなると、無呼吸症候群と呼ばれる睡眠時に無呼吸状態が生じ、それにより心筋梗塞や脳卒中など命に関わる合併症を引き起こしやすくなります。よって、いびきを単なる「騒音」と軽く考えず、重大な合併症の予防の為にも、出来るだけ早めの治療をおすすめします。
いびきはレーザーで治療できます。
入院の必要もなく日帰り治療が可能です。
お気軽にご相談ください。
レーザーによる
イビキ治療の特徴
レーザーによるイビキ治療は、喉の口蓋垂(喉チンコ)と口蓋弓(喉チンコの左右)の粘膜で出来ている組織へレーザーを照射し、その部分を除去します。それにより狭くなった気道が広がり、呼吸による喉の粘膜の震えが抑えられイビキの音や無呼吸が軽減します。
イビキ治療専用に設計された特殊な保護装置を使用することで、除去したい組織以外にレーザーが照射されないよう周囲や奥にある組織を保護、いびきの原因となっている粘膜だけを的確に照射することが出来るため安全に治療が行えます。
治療の際は、スプレーによる表面麻酔と注射による局所麻酔を行います。これにより、治療中の痛みはほとんどありません。治療は約10~15分程度で終了するため、イビキの外科的治療と比較して出血のリスクが少ないという点や、全身麻酔や入院が不要で局所麻酔のみで日帰り治療が可能なのもレーザー治療の特徴です。
仕事などで手術の日程が確保できない方、全身麻酔の手術が怖い方も日帰り治療で安心してイビキ治療をお受けいただくことができます。
レーザー治療のメリット
治療時間が短く、入院の必要がない
治療時間は約10~15分程度と短く、治療終了後は歩いてお帰りいただけます。
出血がほとんどない
レーザーには血液を凝固する止血作用があるため、出血はほとんどありません。
治療時の痛みがほとんどない
レーザーを照射する前に表面麻酔と局所麻酔のダブル麻酔を行うため
痛みを感じることはほとんどありません。
麻酔による負担がない
表面麻酔(スプレー)と局所麻酔(注射)のみで治療が可能なため、全身麻酔による身体への負担はありません。入院が不要で治療後は普段通りの生活を送れます。
シロノJクリニックの
いびき治療
豊富な治療実績
当院の院長は、関西地区では有数の20年以上に渡るイビキのレーザー治療の経験があります。
喉の治療はとてもデリケートで高度な技術を要します。いびき治療は経験豊富な医師にお任せください。
専門知識と確かな技術
レーザー治療専門クリニックならではの確かな知識と経験に基づき、
患者様のご不安に配慮した治療を提供いたします。
いびき治療専用のレーザー保護装置
目的の粘膜以外にレーザーが照射されないように専用の保護装置を用いて照射します。
この装置が周囲や奥にある組織を保護する事で、イビキの原因となっている粘膜にだけ的確にレーザーを照射することができます。狭い喉の部位において、ダメージを最小限に安全な治療が行えます。
治療の効果
元々のいびきの音を10とすると2~3割程度まで軽減することが可能です。
当院で、いびきのレーザー治療を受けられたほとんどの方が、「うるさいと言われなくなった」「無呼吸が減った」など治療効果をご実感頂いており、睡眠時無呼吸症候群の改善に繋がっています。
ただし、治療直後は治療部位の腫れがあるため、一時的にいびきの音が大きくなる場合があります。
効果を実感できるのは、治療部位の傷が治癒し腫れが完全に引いた後、治療後約3週間~1か月後ぐらいからです。
治療後について
治療後、約2週間の間(治療部位の粘膜が治癒するまで)は、喉の風邪をひいた時のような痛みがあります。時間とともに治まりますが、痛みがある間は痛み止めをご服用ください。また、この間の食事は、熱すぎる・辛すぎる物などの刺激物を避け、飲酒・タバコはお控えいただくことをオススメします。
外科治療(手術)との比較
いびき改善のために行う外科手術には、肥大した扁桃腺を除去する扁桃摘出術、扁桃腺近くのリンパ節を除去するアデノイド除去術、口蓋垂咽頭口蓋形成術(UPPP)などがあります。これらは、基本的に全身麻酔が必要な手術になります。いびきや無呼吸の原因が、扁桃腺やアデノイドが大きく関与している場合はこれらの手術の検討が必要ですが、入院必須な治療方法のため術後は日常生活への復帰までに時間を要します。レーザーによるいびき治療は、それらに比べ麻酔による全身への負担がなく、治療直後から日常に戻れるため、これらが原因のいびきの対処療法として有用です。
いびきのレーザー治療
「LAUP」とは
Laser Assisited Uvula Palatoplasty の略語で“レーザー口蓋垂口蓋弓形成術”と言います。
レーザーを使って口蓋垂(こうがいすい/通称:喉チンコ)を除去し、咽頭を広げる方法です。
喉の口蓋垂と口蓋弓(喉チンコの左右)の粘膜に対してレーザーを照射し、空気の通り道を上下左右に広げることができます。気道が広がると喉の粘膜の震えが抑えられ無呼吸やいびきが軽減します。
治療時間は10~15分程度で、喉の表面に表面麻酔と局所麻酔のダブル麻酔を行うため治療中の痛みは最小限で済みます。
もっと知りたい
「いびき」のお話
いびきとは
睡眠中に軟口蓋※1・咽頭・鼻などの壁や分泌物などが、呼吸に伴い発する振動音・摩擦音のことを言います。起きている時の呼吸は鼻を通して行われますが、睡眠中は口呼吸も加わります。睡眠時に筋肉の緊張が緩み軟口蓋が下垂、舌が奥のほうに落ち込み気道が狭くなることで、空気の通り道(壁面)が呼吸により振動して音が出ます。吸気の時よりも呼気の時に音が大きくなることが多く、飲酒によっても大きくなる傾向があります。
※1 軟口蓋(なんこうがい)とは、喉のすぐ上の軟らかい部分のことです。
いびきは “ 体の危険信号 ”
いびきは家族やパートナーの睡眠を妨害するだけでなく、自身の睡眠の質を低下させ健康を害します。睡眠中に空気の通り道である上気道(喉の辺り)が狭くなると発生しやすくなりますが、ひどくなると呼吸が止まる無呼吸状態が生じ、大きないびきと無呼吸を繰り返す無呼吸症候群を引き起こします。
睡眠中のいびきや無呼吸によって良質な睡眠が妨げられ、日中の眠気による事故に繋がりやすくなったり、無呼吸状態では体内の酸素が不足するため、毎晩、年単位で続くと心臓や血管への負担が積み重なり高血圧症・狭心症・心筋梗塞・脳卒中など、命に関わる疾患の発症につながると考えられています。
いびきは活力を奪う
いびきをかいているとき、私たちの睡眠はどのようになっているでしょうか。
人間の睡眠は“レム睡眠”と“ノンレム睡眠”を繰り返しています。レム睡眠とは、身体は眠りに入っているものの脳の働きはまだ十分に眠っていないという状態です。ノンレム睡眠とは、完全に熟睡した状態を言います。健康な人の場合は、比較的浅いレム睡眠から入って、徐々に深いノンレム睡眠へと移っていきます。ところが、いびきをかく人はノンレム睡眠に入る前に息苦しくなったり、自分のいびきの音に驚いたり途中で目を覚ましてしまったりする事が多く、なかなか熟睡できません。
人間は熟睡して十分な休養を取らなければ、元気よく仕事をする事が出来ません。
いびきは慢性の寝不足状態を作り出していると言えます。睡眠不足になると脳が十分に働かず、判断力が鈍ったり集中力が途切れたりします。居眠りの危険もあり、私たちの活力を確実に奪っていきます。
治療方法
レーザー治療
- レーザー治療炭酸ガスレーザー
治療が困難とされていた“いびき”もレーザーで治療できます。
水分の多い組織を無差別に加熱し、蒸散・凝固させます。熱による周囲組織への損傷が比較的少なく、治療部位だけの組織を蒸散させる作用があります。
治療費
監修医師
Junko Seike清家 純子 院長
- 1993年
- 関西医科大学医学部卒業、
同年 京都大学医学部付属病院形成外科教室入局 - 2001年
- シロノクリニック入職
シロノクリニック大阪院 院長に就任し、21年半、院長を務める - 2023年1月
- シロノJクリニック開設
- 日本レーザー医学会
- 日本形成外科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容皮膚科学会
- ほか
- サーマクール認定医
- ウルセラ認定医
- ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
- ガルデルマ認定レスチレン(ヒアルロン酸注入剤)トレーニングドクター
- ほか