シスペラ
ハイドロキノンを超える!?
次世代型美白剤「シスペラ」
Cyspera® シスペラは、スイスの皮膚科学研究に特化したサイエンティス社が開発した、これまでシミや色素沈着改善のゴールドスタンダードであったハイドロキノンに代わる「システアミン」という成分を使った医療機関専売の新しい美白剤です。
こんな方に、こんな時に
- 肝斑・シミのお悩みに
- 自然な透明感とハリ・ツヤが欲しい
- 明るい肌になりたい
- 目の周り・唇のくすみ
- 乳輪・デリケートゾーンの色素沈着
- ボディの黒ずみ(脇・肘・膝など)
Cyspera®シスペラとは?
スイスの皮膚科学研究に特化したサイエンティス社が開発。これまでシミや色素沈着改善のゴールドスタンダードであったハイドロキノンに代わる「システアミン」という成分を使った医療機関専売の新しい美白剤です。
システアミンは、1960年代にはすでに皮膚の色素沈着において生理学的活性があり、生体内でハイドロキノンより強力であるということが、黒い金魚を用いた実験で分かっていました。ですが、システアミンは皮膚に塗布するにはためらう独特のにおいがあることと、安定性がよくないため、長い間なかなか現実的な美白剤の実現化には至りませんでした。
しかし、2012年に新しい技術の開発により、システアミンを安定化させにおいを軽減させることに成功し、シスペラという新しい美白剤を世に送り出すことができたのです。
※画像はサイエンティス社の公式サイトよりお借りしています
システアミンって
どんな成分?
システアミンは、天然に存在する生物学的化合物で、必須アミノ酸であるシステインの代謝産物です。人体にも存在し、特にヒトの乳汁に高濃度に存在、内因性の抗酸化剤として働いているものです。
システアミンがシミや
色素沈着を改善するメカニズム
Cyspera®の作用機序
メラニン形成経路に
対する効果
- 1. チロシン水酸化阻害(チロシナーゼ)
- 2. ドーパの酸化阻害(ドーパオキシダーゼ)
- 3. インドールの重合化阻害(ペルオキシダーゼ)
- 4. 鉄及び銅イオン(チロシナーゼの補酵素)反応停止を介するフェントン反応の阻害
- 5. ドーパオキシダーゼを阻害しドーパキノンの反応停止(経路からドーパキノンを除外)
- 6. 細胞中のグルタチオンを増加させ、ドーパキノンと反応することによりフェオメラニン生成経路を活性化、ユーメラニン生成経路を抑制
- 7. メラノソーム輸送の阻害
- 8. 強力な抗酸化作用により表層にある濃色メラニンを淡色メラニンに還元する
シミの元となるメラニンは、表皮の基底膜にあるメラノサイトという細胞の中のメラノソームという小さな器官の中で、チロシンという物質が何段階もの代謝経路を経て作られます。メラニンが作られたメラノソームは、メラノサイトから表皮を構成しているケラチノサイトという場所に移動し、そこでメラニンを放出、肌の色として、あるいは、偏って蓄積するとシミとして認識されます。
メラノソーム内のメラニン生成経路は、様々な酵素が作用して進行します。シスペラは、このあらゆる酵素を阻害して、メラニンを作りにくくし、グルタチオンという成分を増やし、メラニンが黒色化しにくくします。
さらに、メラニンを抱えたメラノソームがケラチノサイトに移行するのを阻止、つまり、皮膚の表面に行かないようにしています。また、すでに皮膚の表面に存在するメラニンに対しては、強い抗酸化作用でメラニンを淡色化する作用もあります。
簡単にまとめると、シスペラは、メラニンがシミになる過程のあらゆるところへ作用し、それゆえ強力にシミ・色素沈着の改善・発生抑止が可能だということです。メラニン形成経路に対し、これほど多段階的に影響を与える局所塗布薬は他にはありません。
シスペラの色素沈着改善効果や安全性は数多くの臨床データで証明されています
肝反病変のメラニン指標がCyspera®の使用で67%低下
システアミン5%配合クリーム対コントロールでの16週時点における肝斑病変のメラニン指標変化
良好な忍容性
Cyspera®は生体適合性に優れているため長期使用に適する。副作用はごくわずかである。
以下の場合に、
軽度から中等度の副作用が起こる
・塗布直前の洗顔
(1時間以上間隔を置くルールを遵守する必要がある)
・長時間の曝露(推奨:15分)
・他の薬剤との併用
以下を守れば、
副作用は極めてまれになる
・15分の曝露時間を遵守すること
・洗顔からシステアミンの塗布まで1時間以上あけるルールを遵守すること
- Farshi et al,2018,JDT 29:2,182-189
Study on 40 epidermal melasma patients
Daily application for 16 weeks:(1)wash face,(2)apply after 30min,(3)wash off after 3hours
※サイエンティスト社の日本語シスペラの資料より抜粋
シスペラは欧米を中心にグローバルで展開されており、その有用性や安全性についてデータがあり数多くの医学文献も発行されています。
清家院長がおすすめする理由
次世代の美白剤
シスペラⓇは、これまでにあった美白成分と比較して、シミの素となるメラニンが出来る代謝過程において、何段階ものプロセスをブロックしシミを改善する作用が強いため、比較的早い段階で効果を実感しやすいことが多いです。また効果の高さの一方、細胞毒性がないのも特徴で安全に使える点もメリットです。
治療費
監修医師
Junko Seike清家 純子 院長
- 1993年
- 関西医科大学医学部卒業、
同年 京都大学医学部付属病院形成外科教室入局 - 2001年
- シロノクリニック入職
シロノクリニック大阪院 院長に就任し、21年半、院長を務める - 2023年1月
- シロノJクリニック開設
- 日本レーザー医学会
- 日本形成外科学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容皮膚科学会
- ほか
- サーマクール認定医
- ウルセラ認定医
- ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
- ガルデルマ認定レスチレン(ヒアルロン酸注入剤)トレーニングドクター
- ほか