美容コラム

2015年4月18日
エイジングケアのカギ「成長因子」ってどんなもの?

エイジングケアを意識して化粧品を選ぼうとした時に、「EGF配合」「FGF配合」などの表記が目にとまることが増えています。「成長因子」と呼ばれるこれらの成分が、お肌にとってどんな働きをするのかご存知でしょうか。

今回は、成長因子についてお話いたします。
成長因子ってどんなもの?
人間の身体の細胞の成長と代謝を促す「ヒト成長ホルモン」というホルモンがあります。これは、脳で作られるホルモンで、皮膚や骨、筋肉など全身の機能を正しく調整することに欠かせないものです。
ヒト成長ホルモンの分泌量は、10代をピークに20代後半から減少していき、皮膚をはじめ身体の老化の原因となります。
そして近年、加齢とともに減少していくヒト成長ホルモンを活性化する働きで注目されているのが「成長因子(グロスファクター/GF)」と呼ばれる物質です。
エイジングケアに役立つ成長因子の種類と働き
成長因子は、細胞が合成して分泌するたんぱく質の一種で、本来人間の身体の中には多数の成長因子が存在します。また様々な種類があり、それぞれ働きが異なります。お肌のエイジングケアに関わりのある成長因子には、主に以下のようなものがあります。
【EGF(ヒトオリゴペプチド-1)
エイジングケア化粧品に配合されている成分として名前を聞くことの多いEGFは、肌表面の細胞の新陳代謝を促し、肌を整える働きのあるたんぱく質です。肌本来の力を引き出し、老化を防ぐ効果が期待できます。
【FGF(ヒトオリゴペプチド-13)
肌の奥「真皮」のなかにあるコラーゲンやエラスチンを作る「線維芽細胞」を活性化し、増殖を促す働きがあります。肌のハリや弾力を保ち、シワやたるみを防ぐことに役立ちます。
【TGF(ヒトオリゴペプチド-14)
線維芽細胞で、コラーゲンやエラスチンが生成されるときに必要となる成長因子です。シワやたるみの予防・改善に役立つだけでなく、抗炎症作用があるため敏感肌の改善にも効果が期待できます。
エイジングケアを意識して化粧品を選ぶ際には、こうした成分の働きを知って注目してみることをオススメします。